9:55 桧原神社

三輪山の麓にあり、元伊勢とも呼ばれています

 

ようやくこの辺から沢山の参拝者と出会う

どうやら桜井駅からこの桧原神社までの山辺の道を歩く人が多いようだ

私たち夫婦のように天理駅から桜井駅までをまるまる歩く人って

そんなにいないようですね(笑)

 

 

三ツ鳥居(三輪鳥居)がポツンと建っているだけ

古来の信仰形態を守っています

 

三輪山を御神体としているので社殿ありません

 

あれはてなマーク

なんか新しくないはてなマーク

 

前回の写真を捜す・・・

桧原神社4

2014年7月の写真

 

ほらね、3年経つといろいろ変わるのね

 

 

 

しめ縄が掛かる注連柱(しめばしら)

大和平野が一望でき、真ん中には二上山が見えます

 

 

 

春分・秋分には二上山の雄岳と雌岳の間に

夕日が沈んで素晴らしい景色を見ることができるそうです

 

二上山と桧原神社は北緯34度32分線上にあるとか・・・

他には卑弥呼の墓といわれている「箸墓古墳」「長谷寺」「室生寺」そして「伊勢斎宮跡」

古代の遺跡や旧跡が一直線上に並ぶことをレイラインと呼ぶそうです

北緯34度32分線は「太陽の道」として、パワースポットとなっています

桧原神社と伊勢・・・
天照大神(日の神)で繋がっている

次に山辺の道を歩くことがあれば
二上山上に沈む夕日を見たいなぁ〜




まだまだ歩きますよ
山道が続きます
沢山の人とすれ違う
逆方向から歩く人がほんと多い

夫が背負っているリュック
いつものとは違うのに気づきません?

小さいよね。荷物はそんなんでいいの?って思うよね。

実は三泊分の重い荷物はホテルに宅配便で郵送しました
今の時代、便利になったもんですね(^∇^)

 

宿泊施設への往復便(クロネコヤマトの宿泊施設向け往復宅急便)
というのがあってお得なんですよぁ〜

 

今回は同じホテルに二泊するので利用しました



この場所は撮影スポットになっているようで・・・

沢山の人が通るので今回はこんな写真しか撮れなかった
前回は人が少なかったのでいい感じに撮れたのになぁ〜
こんな写真とか

ダウン


山辺の道2
2014年7月撮影





10:07 玄賓庵(げんぴんあん)

前回は前を通るだけでしたので
立ち寄ってみることにしました



緑に囲まれた静かにたたずむお寺です



関守石

茶庭や露地の飛び石や延段の岐路に据えられる石

蕨縄やシュロ縄で十文字に結んである小石のこと

 

 

 


 

 

これより中に入ることは遠慮されたし

という意味があるそうです

 

 

世阿弥の作とも伝わる
謡曲「三輪」の舞台となった由緒ある古刹

重要文化財の「不動明王坐像」があります

 

緑と爽やかな風が吹き
気持ちいい庵でした

玄賓庵の白壁

 

さあ、先を急ぎましょう

 


石畳の道

気持ちいい〜



10:40 大美和の杜展望台(おおみわのもりてんぼうだい)

三輪三山、上山、葛城山、金剛山、多武峰を望むことができ
古代の風景を見るようで
ここは絶景スポットとして有名な場所

 

あのちょっと延びた枝が邪魔ですね(笑)

年配のおじさまがベンチに上がって撮影していましたよ

私も・・・と思ったけど

疲れててそんな元気はありませんでした

 

実はこの展望台に辿り着くまで道に迷っていて

この近くの学業成就に御利益のある

「久延彦神社」のところまではすんなりと行けたのに

ぐるぐると行ったり来たりしていました(。・ε・。)

 

 

あきらめようとしたけど、来てよかった

 

 

 

10:58 狭井神社(さいじんじゃ)

 

大神神社の摂社でです

 

 

前回は拝殿は屋根葺き替え工事中でしたが

綺麗になったのかしら

 

でも沢山の人・・・

 

ここも御朱印を求める人で行列している

 

 

 

拝殿

 

狭井神社3

今回は沢山の人で撮影できず・・・(2014年7月撮影)を乗せました

 

神社の由来になっている神水の井戸「狭井」があります
「薬水」と呼ばれていて、
この水を飲めば病気が治るという御神水

 

カラになったペットボトルに有難い御神水を入れる

備え付けの殺菌済みのコップもありますので

歩き疲れた体を癒してくれる御神水で喉を潤しましょう

 

そして、今回の目的のひとつ

三輪山登拝すること

 

まずは本殿横にある「受付所」に登拝料300円とともに

専用の用紙に登山の連絡を記入し出します

鈴がついた「三輪山登拝之証」と書かれたタスキが渡されますので

首から提げて入山となります

 

 

入山の前の注意を聞く

沢山の人が並んでいる・・・

前回はあまり人がいなかったのになぁ〜

 

パワースポットとして名が知れたから?

 

 

 

 

ここが参拝登山の入口

神が降臨する神聖な山なので
カメラの持ち込みはNGです
 

 

かなりキツイ登拝となりました

 

途中、小学低学年ぐらいの男の子が

泣きながら登っていました

「だまされたぁ〜(大泣き)」

ツライよね(笑)

 

私も「なんでこんなにきつい思いをして登ってるんだ」と思ったよ(。・ε・。)

 

母親はなだめながら歩かせるが

納得できない男の子は前に進もうとしない

先に歩いていたもうひとりの

ちょっとお兄さんの男の子が戻ってきて

「解決した?」と親子に聞く

「解決しない」と泣いている男の子

決して怒ったりせず、静かに話しかけながら

手を引っ張り前へと歩く母

「きっといいものを見ることができるよ」という母

 

見ることができたかな?

 

太古の昔より神さまの鎮まる神聖なお山

往復2時間ほどでしたよ

 

 

13:20 大神神社

 

この参道にはいくつかの摂社があるのですが

ひとつだけすごく並んでいる所がありましたよ

若いカップルが多かったので

縁結びなのかねぇ〜

ほんと、すごかったよ

 

 

 

狭井神社から即、大神神社の手水舎へと出て

すぐ前の階段を上がる

 

こちらも御朱印の行列

 

そして本殿も行列

 

 

拝殿 重要文化財

寛文4年(1664年)
徳川家綱公により再建

 

 

 

巳の神杉

三輪の大物主大神の化身の白蛇が棲むことから
名付けられた御神木

 

 

 

蛇の好物の卵がお供えされています

 

 

14:00 まだまだ歩く

この道も気持ちいい

地元の人にとっては散歩道なんだろう

近くではバーベキューをしている家族もいた

 

 

佛教伝来之地碑

 

大阪(難波津)から大和川を上ってきた交易船の終着点となった

港があったところといわれています

金屋河川敷公園が整備され、「佛教伝来之地」の碑が建てられています

 

 

欽明天皇時代に百済から使節も

ここに辿り着いて仏教を伝えたという地

 

 

 

 

海柘榴市(つばいち)

 

佛教伝来之地の碑の目の前にある橋を渡った所には

海石榴市があったよぉ〜という看板があった

 

小野妹子もここから出発して

ここに戻ってきたんだね

 

 

 

 

 

14:30 目利きの銀次

桜井駅近くのお店で

遅いお昼をいただきました

 

まずは乾いた喉を潤す(笑)

 

 

 

海鮮丼

新鮮で美味しかったです

 

ご馳走様でした

 

まだまだ続きます

 

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