こびとのかぶりもの

こびとのかぶりもの

哲学と初期仏教が好きなサラリーマンが書く、ひとり言です。

姉の子供(2歳)が最近おもしろい。縄跳びもって、縄を回さずぴょんぴょん飛んでる!しかも段々近づいてくる。
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最近、司馬さんの小説を読んでいます。
たまに、論語とかも読んでいます。
その影響で、武士が好きになりました。

これまで生きてきた中で、うっすらしていて、無視していたものが『ああ、大切なものなんだな』と。
自分の中にある、うっすらした善いという概念のルーツ。
それが、武士というか、明治より前にあった思想じゃないかな、と思いました。


若い頃は、どれだけ楽しんでるか、どれだけ他人と違うか、どれだけ実力があるか、それが全面にありました。
欧米的な価値観になるのかな。

その中に埋もれて、格好わるいと思うようになっていた、根本的な価値観。
潔さ、志、思いやり、義理、礼、そういったもの。
結局、自分の善いとする基準は、そこからきていることに気がつきました。


私は、私でしかないので、他人のことは類推することしかできません。
ただ、この国の根本的な価値観、それは歴史から見ることができるし、その辺に散らばっているように思えます。
おおげさだけど。

ペリーが浦賀沖にきてから、100年も経たない内に、第二次世界大戦が終わり、その戦争が終わってからまだ100年も経っていません。
今、私は32歳。5倍すると160。
ちょうど、ペリーが浦賀にきたのは今から160年前になるので、今まで生きた5倍分の年月。
そう考えると意外と最近かなと思います。
その間で、日本の姿形は大きく変わっています。
変化についていけてないのか、見落としているのか。
それとも、これが学び、望んだ世界なのか。

善くなったのか。
悪くなったのか。

この国の人々は。