オートリクシャーの若い運ちゃんがとある場所に停車
「あっちに店がある」
さっさと歩き出す旦さん。(おーい!あーた今の説明で何が解ったんだー?多分間違ってるぞー!戻ってこーい)
あっちってどっち?
「こっちだよ、ついてきて」
えっと・・・あたしはビールを買いに来たんだよね?
何やら狭い道をくねくねと案内され歩く、いったい何処に行こうとしているのか?そしてうちのバカ旦さんは一人でどこに行く気だったのでしょうか?。
と、突然マーケットコンプレックスに出た、一安心?。が、お目あての酒屋は閉まっていて運ちゃんはその辺の屋台のおっちゃんに何やら聞いている、と屋台のおっちゃんあたしに
「どんぐらい欲しいんだ?(ニヤリ・・・」
(え?ちょ・・・ビールの話だよね?・・・)6本・・・かな?(とりあえずは)
「フフッ、あっちだ」
なにその妙な笑みは?
またしても運ちゃんについて歩く、その間にも勝手に行動しようとするバカ旦さんから目を離せない、それでなくても方向音痴なんだからおとなしくしていてほしい(子供の腰に付けるハーネスが欲しい)
夜は派手そうだ
今まで旅行中一人で行動しても危ない目にあったことがないあたしです・・・
その理油は ”夜は外に出ない” からだと思います
勿体無い、とは思いつつ大抵6時にはホテルに戻ってますね
チャララララ〜ン。”勇者・アタシ”はさらに大きなマーケットコンプレックスに出た。(気分はRPGの主人公)
寝不足の体にものすごい負担をかけながらどうにか酒屋に到着。
はい、問題発生、クレジットカードが使えません!(よくあること)
旦さんは銀行へ、疲れてるしあたし一人店に残る。
ええっとそれはそうとう・・・なんで皆さんあたしのことガン見するの?酒屋の前に突っ立っている外人女がそんなに珍しいか?つか、こえーよジロジロ見るなよ。
旦さん何処まで行ったんでしょうか、帰ってくる気配なし持っている現金で買えるだけ買えば良いじゃん!(そういうことを考えられない旦さんです)周りは暗くなってきたよー。
ああ、外国人観光客が誘拐されたりするのって案外こういうシチュエーションなんだろうな・・・。物騒な考えが頭をもたげる、だってここはインドだもの。
インド在住のユージン曰く「昨今のニュースに出ているような物騒なことはすごい田舎の話だ」とはいえ・・・ねぇ。
ATMを何箇所か巡ってどうにか現金ができたそうな(世界共通クレジットカードでもキャッシングができない地方銀行もある)、つか連絡しろよ(肝心な時にやっぱり”鳴らないスマホ”)。
こんな輝いているビール・・・初めて見た!
チャララララ〜ン。なんだかんだでビールをワンケース手に入れた!
そしてやっとこさっと子無事ホテルに帰り着いた・・・。
リクシャーの運ちゃんにはいろいろお世話になったので300ルピー払うと若い運ちゃん一言
「350くれ!」
サンキューバイバイキーン!(図に乗んな!)
疲れてるから余計に過敏になってるとは思うけど
シャワーを浴びてる時・寝ようとベッドに入った時・・・
頭の中でずっとクラクションが鳴り響いてる
街中が本当に、うるさい
今回のホテルはハイアットリージェンシー(珍しく高級所)だったんだけど、オートリクシャーはホテル敷地内には入れないようでかなり手前で降ろされる。疲れた体に最後の試練、エントランスまでは上り坂。
部屋に戻って疲れ切った体に常温のキングフィッシャーがしみるわぁ・・・本当に疲れてたのね。(諸外国でありがちなこと、同じ商品でも冷えた物は常温の物より高い、あるいは冷えたものは売っていない)
ビール、水、つまみを買うのに半日かかった。
そうそう、6時も過ぎてます、忘れてませんよアクティベート、旦さん三度目の電話。
「今日はもう終了だよ、明日にしてくれ」ブッ・ツーツーツー・・・
・・・(怒!
”図に乗る”の語源が意外だった
興味のある人は、こちらにどうぞ
語源由来辞典
http://gogen-allguide.com/su/zuninoru.html