日本の文様の歴史 その2
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縄文土器に爪やヘラで引っかいたような跡を図案化した「爪方分」が
日本では文様のはじまりとされています。
その後、弥生土器になると
櫛描文(くしがきもん)や綾杉文(あやすぎもん)のように
幾何学的な形に変わっていきます。
櫛描文(くしがきもん)
先端が3本以上に分かれた櫛状の工具を用いて描かれた文様の総称
綾杉文(あやすぎもん)
相対する斜線文が上下に配置され形状が綾杉状になる文様
他にもヘラで線を描いた箆描文(へらがきもん)や
直線文、波状文、斜線文といった形状が名前になっている文様もあります。
↑はポリネシアンのトライバルをイメージしたものですが
櫛描文や刺突列点文(=ヘラ・櫛・貝殻などの先端を連続して刺突する文様)
のデザインも踏襲しています。
この時代の文様は呪術的、神話的な意味を持つ文様が多いとされています。
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