トライバルタトゥーの歴史 | TRIBAL ART SHUN トライバルデザイン事務所の代表ブログ 「It becomes me who wants to become it」

トライバルタトゥーの歴史

トライバルとタトゥーは非常に関連性があります。




タトゥー(tattoo)という言葉は

もともとタタウ(tatau)というポリネシア語が語源です。



ポリネシア(=多くの島々という意味)とはオセアニアの地域のひとつ。

ニュージーランド、タヒチ、サモアなどの諸島があります。




かの有名なクック船長(キャプテン・クック)の航海に同行した

ジョゼフ・バンクスはポリネシアンタトゥーに興味を持ち、

自分の体にタトゥーを入れ、記述と共にイギリスに持ち帰ったと言われています。



ちなみにバンクスは植物学者として有名。

ユーカリ・アカシア・ミモザをヨーロッパに初めて紹介したのは彼だそうです。


また、ニュージーランドのバンクス半島やバヌアツのバンクス諸島、

オーストラリアのキャンベラ郊外にあるバンクス、シドニー郊外にあるバンクスタウンは

すべて彼の名前にちなんでつけられた地名です。





その後、現在のようにトライバルがタトゥーのデザインのひとつとして登場したのは

1960年代と言われています。


それまでアメリカではタトゥーはあまり流行っておらず、

デザインも女性の裸やナイフにハートが刺さったものなどが多かったのですが

日本の彫物や先住民族のデザインに新しい世代の人々が魅せられ、

それまで一部の人達が顧客だったタトゥーは一般の若者にも広がっていきました。




1980年代以降はタトゥー雑誌も創刊され、

1990年代にはインターネットの普及で先住民族の生活や文化を知る機会が増えました。


そしてTシャツなどの衣類にもそのデザインが用いられるようになり

今後はより一層さまざまな分野でそのデザインは広まっていくことでしょう。




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