こんばんは。どうも、ボーカルの伊織です。

私、最近、車乗るときって無音なんです。
音楽聴くとかラジオ聴くとかではなくて、
カーナビの音も消して無音なんです。

自然な音とか空気とかに包まれてドライブや仕事をするんだけど、無音の世界には思考が巡る。

仕事のときは、どう攻めようとか、あのときのあの言い方良くなかったとか。
プライベートなら、あそこ行こうとか、あのときのあの言葉の意味とか、外を歩く知らない人に突っ込みいれたり。

そう、この間の無音ドライブではベースのおじーとのある一日を考えた。

先月、曲を二人で作ってて、これがまた二人とも結構集中するんだけど、息抜きに外出たり、他愛もないこと話したり。

この日に話題に上がったのが タバコ について。
私たちはタバコを吸ったことがないながらも、
興味が実はあって。

私はタバコの空間にすごい憧れがある。
前に夜中アパートの前を歩いてたとき、
カップル?夫婦?がコーヒー?片手にタバコを吸ってベランダで語り合ってたのを見てその空間に凄い憧れを感じた。
そう、ときめいた。
あの二人にはあの二人にしかわからない空間があったんだと今でも羨ましくなる。

おじーは確かチャットモンチーの染まるよ。聴くと、、、なんて言ってた気がする。

でもやっぱり今さら身体に悪いものに手を出すのもよくないし、なんか今さら始めたってのもダサいし。

そんな話をしてると以前ネットでみた、
電子タバコを思い出した。

ビタフルとかビタボンとかあって、
要はビタミンを吸う身体に悪い成分ない電子タバコ。
少しネットで勉強した二人はさっそく買うことに。

そして次の日届く。
要は夜中飲みながらポチって次の日おじーの家に届いたわけ。
Amazonさまさま。
私の分は私の家に届くことに。

そしておじーはさっそくそれを吸った。
「おーなるほどね」( ̄ー ̄)
って感じだった。

どーなのよって聞くと
「確かに何か吸ってる感じ」
そんな曖昧な回答だった。

彼が吸ったその空間には水蒸気が漂い、
まさにタバコを吸ったようだった。

その時はそれで終わったんだけど、
無音ドライブの時にそれを思い出して、
何か懐かしい匂いがした。

よくわからいけどきっと、
未成年が先生とか親にばれないようにタバコを吸ったような瞬間なのだろうって感じた。

悪いことをばれないように、好奇心が上回ってこそこそタバコを吸う感じ。

そして二人で内緒だぞって顔を合わせるその空間。
その空間に青春を感じた。(しょせん偽物のタバコだけど笑)

不思議だった。

彼と私は大学に入ってからの友達。
中学や高校時代はお互いを知るわけがなく、
その時の風景もない。

けど、タイムスリップした感じだった。

これもまた人生「初」が引き起こした奇跡なのかもしれないね(^^)

そんな空間をこれからも大事にしたい。
そしてそれを音楽と絡めたい。

それでは。

ノーレミ
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