生理心理学会 | のるの日々

生理心理学会

先週末の土日に同志社キャンパスで行われた生理心理学会に参加してきました。
20年ほどの新しいキャンパスなので建物もきれいで広々としたいい環境でした。


学会は、1日目のシンポジウムが次世代生理心理学の展開を考えるというテーマで
学問的な立場からビジネス分野まで含めた計測とその応用についてパネラーの方が話をしてくれて
自分としてかなり興味深い内容であった。
若い学会員が多いのでそのあたりどのように捉えられたのかわからないが
メーカー?の立場としていろいろな示唆にとんだ内容は参考になった。


2日目のミニシンポジウム「循環と呼吸のダイナミックシステム」は
単に心拍変動で副交感が見れると思って簡単に使っているのだが
その底にはいろいろな生理的関係が絡んでできているということを非常に理解できた。
これは心拍変動を安易に使うことへの注意として非常に勉強になる内容であった。
また工学的にモデルでシュミレートして同じ現象を出しそれを実際に検証するということが重要ということで
現在の仮定->実験->検証で終わってモデル化・シュミレートまでいかない生理心理分野への大きな示唆だと思われた。


1日目の懇親会は、他の学会と比べて若い人が多く参加するので活気があり
私もいろいろ話ができて楽しい時間を過ごすことができた。


展示は、あまり展示の前で説明することが少なかった。
どちらかというとポスター前にいる人を探して連れて行くことが多かった。
このあたりはもう少し改善してプレゼンできるような工夫を来年はしなければと思っている。


おわり