もちろん 今回も まじめに 包茎の お話の 続きを 致しましょう

包茎 01

前回 決して 美容整形の先生の 悪口を 言ったのではありません。

トンデモ誇大広告 と言っただけですから(重ね重ねすいません・・・以前 お話ししたように 美容整形で 開業している友人もいるのですよ って、弁解になっていないなぁ・・・)。

それから 形成外科と 美容整形は 全く別物ですから、お間違いないように。

それと 僕は 決して 美容整形否定派では ありませんので これまた お間違いないように。

また 脱線してました・・・、包茎の話でしたね。

お母さんが 「この子の おちんちん、主人のと 違うんですけど・・・。」って まじめに ご相談に来られることが ありますが、違うのは 当たり前です。

成人男性と 赤ちゃんの 外性器 生殖器 陰茎 包皮(面倒くさいな・・・、簡単に おちんちん でいいすよね)の 形が 同じなら かえって 怖いですよ

基本的に 生下時の 赤ちゃんは 包茎です・・・、真性包茎です。

おしっこが 出てれば いいです。

「おちんちんの 先が 捻れていて、おしっこする時 少し膨れる感じがするのですが・・・。」

おちんちんの先というより 余分な 包皮(皮)が 捻れているだけで、普通です。おしっこする時 外尿道口が露出してないから 亀頭との間に ちょっと たまって出るだけで 無茶苦茶膨れなければ 痛がらなければ おしっこが出てたら 大丈夫です。

昔は 外来で 泣き叫ぶ 赤ちゃんの 包皮を 無理に 亀頭が完全露出するまで 剥いて(飜転させて)薬を塗って 元に戻して いましたが 最近は ちょっと剥いて 外尿道口(亀頭のおしっこの本当の出口)が 見えれば 元に戻して OK  が 多いです。

無理に ムキムキ飜転させても 包皮の中側(内板)と亀頭の 薄皮・粘膜はがれて かえって 癒着を 作っちゃうことがあるので、無理しないようですよ。病院中に響き渡る鳴き声は 可哀相ですし、お母さんも 涙ぐみますしね。 子どもと 女性の涙には 弱いんです。

ゆっくりと 徐々に 露出部が 増えるように ムキムキ するようにも指導しますしね。

必ず 皮は 元に戻すように 指導しとかなければ ダメですよ。

剥きっぱなしは その時はいいですけど 時間が経てば 血行障害なんかで 腫れちゃって(これが有名な? 嵌頓(かんとん)包茎です)、小児外科か 泌尿器科の 先生に お頼みして 場合によっては 緊急手術ですよ。

専門家がいれば 必ずしも 手術は いりませんが 嵌頓して 長時間経ってしまって 血管や組織の拘束(首締め状態)が 長時間続くと これは さすがに ちょっとマズイです。

これは 完全包茎(真性包茎)の成人でも 起こりますから 要注意。

でもね、直後なら 慌てず 戻せば 必ず戻りますから、頑張って(何にじゃ)。

幼小時に 真性包茎(完全な包茎)の 手術を することが多かったのですが(幼小時には 全身麻酔ですよ)、最近は 最小侵襲って方針からか、面倒なのか 訴訟が・・・(これは関係ないか)、などで というより そもそも手術する必要がない(将来 自然と剝けてくる。 排尿障害もない。尿道下裂などの異常もない)場合が 圧倒的に多かったというのが 理由でしょうか。

そもそも 本当は 適応ではない場合が 多かった(昔は 少々 やり過ぎ それと どうせなら物心のつかない幼い時にした方が 本人も楽?という理由もあったでしょうが)ので 最近は 手術することは少なくなっています

海外では 今でも 割礼を している 宗教や 地域がありますが・・・。

話を 戻して・・・、

小学生 中学生の場合も 同様です。

街や ネットや 雑誌に 氾濫した トンデモ誇大広告の おかげで 手術ありきで 病院に 来られるみたいですが ほとんど 必要ありません。

オナニーとか 覚えて おちんちんを 触ってれば 自然に剝けてきます。

剥きっぱなしで 包茎を 自己治療しようとしちゃう 気持ちは 分からないでもないですが(本当は 分かりません。 僕は 包茎では ありませんから(笑))、嵌頓包茎にならないように やめときましょう。

大丈夫 痛くても 剝けて 亀頭が見えれば、大丈夫ですよ。

完全に剝けるなら なお宜しいですね。

そのままのしないで ちゃんと 皮は 戻しておいて下さいね

それでは 思春期以上の そして 悩み多き青年の 話をしましょう。

ここから いよいよ 美容整形の トンデモ誇大広告 との 戦いが 始まります(笑)。

では 次回を お楽しみに(誰も 楽しみにしてません)

( 以下 いよいよ クライマックスに・・・、続きます)