お月さまってどんなあじ? | 書架再生

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20140901失くした1000冊を取り戻す

マイケル・グレイニエツ 
お月さまってどんなあじ?
訳/いずみちほこ
出版社/セーラー出版
 
■本文より■
お月さまってどんなあじなんだろう。

ネズミは、カメによじのぼりました。それからゾウにのぼって、キリンにのぼって、シマウマにのぼって、ライオンにのぼって、キツネにのぼって、サルにのぼって、そして……

もうひとつあるのにさ、ほら、この水のなかに」
 
「お月さまがずっと付いて来るよ!」とキラキラ言う娘に読んであげたくなった絵本。ただ、ゲームだと思っただの、あきただののくだりは、ちょっと煩く感じた。理由なんて要るだろうか。
多彩ながら落ち着いた色味。くしゃくしゃ感も優しい。だから「パリッ!」は意外だったけれど、改めて色を見れば、確かに氷輪のような。