2016年8月21日(土)
サタデープラス
「スーパードクターおすすめ!血液をサラサラにしてくれる日本伝統の味」
発見!血管若返り食材SP
これまで番組では、様々な日本伝統の健康食材を紹介してきましたが、今回は北海道と熊本から、血管若返り健康食材をピックアップしていました♪
今回紹介されていた食材は、どちらもコレステロールや中性脂肪を抑える働きがあります
まずは北海道から
究極のネバネバ!
がごめ昆布
教えてくれたのは、北海道大学水産学部教授、安井肇博士
「がごめ昆布」は、函館周辺が主な産地で、表面のデコボコ模様が特徴
そのデコボコが“かごの目”のようなので、それがなまって“がごめ”といわれるようになったのでそうで、大きいものは幅50㎝、長さ3mにまで成長するのだそうです
十数年前までは邪魔者扱いだった昆布ですが、近年安井ドクターたちの研究で驚異的な健康成分が明らかになり、一躍注目食材になったのです
安井ドクターによれば、そのデコボコとした昆布を食べると血液成分をコントロールして健康維持に役立つということなのですが、注目はその健康成分!
がごめ昆布を切って一晩水に浸けると、その切り口からは驚異的なネバネバが溢れます
そのネバネバこそが注目されている究極の健康成分で、がごめ昆布の3割以上が、血液をサラサラにしてくれる効果のある水溶性の食物繊維、「フコイダン」と「アルギン酸」という優秀な食物繊維なのだそう
フコイダン:水溶性の食物繊維で、血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪の増加を抑え、脂分をからめとり排出する効果がある
アルギン酸:水溶性の食物繊維で、さらにナトリウム(塩分)を体外に排出する働きがある
しかもがごめ昆布のフコイダンは海藻の中でも特に豊富で、真昆布の2倍以上含まれてます
そしてがごめ昆布の水溶性食物繊維は、お肌にもよいとシャンプーや石鹸などの商品にも
そんながごめ昆布の効果的な摂取法は、昆布を薄くして作る「おぼろ昆布」として食べること
細胞を削ることでより多くの有効成分が溶け出し、安井ドクターが食べる芸術品と絶賛する、より血液サラサラ効果のある食品となるのです!
地元の料理上手な奥様たちおススメのがごめ昆布調理法
・がごめおぼろ昆布のすり身団子汁
・がごめおぼろ昆布巻きおにぎり
・マグロのカルパッチョ がごめ風味ドレッシング
・がごめ納豆
・松前漬け
・がごめ昆布のせ冷やしラーメン
などなど、様々な料理に応用できます!
特におぼろ昆布は、汁ものに仕上げに入れるだけなので手軽に使えます!
続いては熊本から
800年の歴史!栄養素のかたまり、最強のたんぱく質
山うにとうふ
教えてくれたのは白澤抗加齢医学研究所所長、白澤卓二医師です
白澤ドクターは老化防止のスペシャリストです
まず紹介されていたのは、通常の豆腐の栄養成分が3倍!という「樫の木豆腐」
熊本県五木村で作られるこの樫の木豆腐は、通常の3倍の量の大豆で、倍の力で40分かけて圧縮して作られる、かたい豆腐です
豆腐など大豆成分にはグリニシンという栄養成分が含まれていて、3倍の量の大豆で作られる樫の木豆腐は、その栄養も3倍ということなのです!
大豆に含まれる栄養成分
グリニシン:動脈硬化の原因となる中性脂肪やコレステロールを下げる
イソフラボン:女性ホルモンと構造が似ていて、肌によく保湿効果もあるといわれる(最近の研究では男性の前立腺肥大の予防にもよいことがわかってきたそうです)
そしてそのパワーアップ版として紹介されていたのが、五木村昔からの保存食でもある、「山うに豆腐」なのです
山うに豆腐は、樫の木豆腐を長方形にカットし1日乾燥させたものを、秘伝のもろみ味噌で半年間漬け込んで作られた豆腐で、約800年前、平家の落人(おちうど)が栄養価の高い保存食として作ったのがきっかけなのだそうです
山うに豆腐は、発酵食品である味噌と豆腐の組み合わせで、味噌の中のビタミンBは、脳の活動や機能に非常に重要なのです
したがって山うにとうふは・・・
血管を若返らせる豆腐+脳を活性化させる味噌の組み合わせ=最強のたんぱく質
ということなのです!
五木村山うにとうふのおススメの食べ方
・あつあつのご飯にのせて
※ 大豆のたんぱく質が糖の吸収を緩やかにし血糖値の上昇を抑える
・猪肉の山うにとうふ和え
※ 違う働きをする動物性たんぱく質と植物性たんぱく質を同時に摂取!豚肉や鶏肉と一緒に摂取するのもおススメ!
ブログランキングに参加しています!よろしくお願いします♪