元芸人で探偵ナイトスクープに出演されていた越前屋俵太さん
現在は京都で書動家『俵越山』として活躍されています。
越山師は自分が嫌になりかけていた時、書家(故)榊莫山先生に出会ったそうである。
「莫山先生にとって書とは何ですか?」と言う越山師の問に対し
「人は社会生活を営むにあたって様々な制約の中で生きている。
だから私は、せめて白い紙の上では何の制約も受けず、自由でありたい。
すなわち書は、自己を解放する為の道具である」という丁寧な教えを頂いたそうである。
「自己を解放する」
越山師はその言葉が頭をはなれなかったそうである。
ひねりもクソもいらない。
いいもわるいもない。
上手いも下手もない。
バランスなんてどうでもいい。
まして失敗などありゃしない。
間違えば「クチャクチャ」とやっとけばいい。
なるほど~このあっぱれな字を見りゃわかります。
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