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老人ホームに落語の出前


のりものロ~グ@伴美家羽寝(ばんびやはねる)
勤め先のお笑い同好会のボランティア活動で、メンバー3名(私除く)と奈良県香芝市の老人ホームを訪問。昼食後の1時間半、デイサービスをご利用の方およそ100名様に、“出前寄席”をお楽しみいただきました。私は「手水廻し」という古典落語と小噺でご機嫌をうかがいました。

元気なお客様が多い老人ホームで、大いに盛り上げていただき、おかげさまで絶好調でした。お招き下さり、ありがとうございました。

「さくら」快適さアピール


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「さくら」和のもてなし/新大阪-鹿児島新幹線
(H22.6.15(水)朝日新聞より引用)


朝日以外に読売、産経、毎日、日経、日経産業各紙に、公開された「さくら」号の車内や外観写真、記事が掲載されています。いずれの記事も「ひかりレールスター」のように左右2列シートを配した指定席や、航空機のファーストクラスを意識して枕やレッグレストを備えたグリーン車、桜の幹をイメージした木目調で「和」を演出した車内、女性専用トイレやパウダールームなどをレポート。どちらかというと機能性や経済性を追求したJR東海のN700系に対抗するかの如く、居住性の高さをアピールしているようです。


JR西日本の「ひかりレールスター」の快適さは定評があり、一方JR九州が開発した車両には、鉄道ならではの楽しい旅の演出が、構造面にも運用面にも工夫されています。ぜひ両社のタイアップで、単なる新幹線の相互乗り入れではなく、他のJR会社を席巻するような新しい旅の価値観と市場を創出していってほしいものです。



ホテルの客室に鉄道ジオラマ!



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秋葉原ワシントンホテル/客室に鉄道ジオラマ
(H22.6.15(火)付日経産業新聞・画像)
鉄道ジオラマを配置した客室/秋葉原ワシントンホテルが1室
(同日付日本経済新聞)


秋葉原にあるワシントンホテルが建て替えで、2年ぶりに営業を再開するのを機に、15日から鉄道のジオラマを配置した客室が登場すると報じられていた。部屋は1室だけで、部屋の名前は「鉄道ルーム・クハネ1304」。ネットで予約を受け付けをしていて、料金は1人1泊\23,000から。


付加価値カフェの一種で「鉄道カフェ」「鉄道喫茶」というのはおなじみになりつつありますがこれはさしずめ「付加価値ホテルorルーム」というカテゴリーになるのかな?窓際に配置されたベッドからは秋葉原駅も見下ろせるとのこと。鉄道ファンとしては、「夜行列車に乗る」というのが1つの楽しみでしたが、これからは「鉄道ルームに宿泊して、1晩中鉄道ジオラマの運転を楽しむ」というのがあこがれになったりして!?


肝心のジオラマは東京をイメージした街並みのNゲージだそうで、縦約2m横約3m。L字型で電車の運転台を模したパワーパックを備えているとのこと。部屋は21㎡。もともとツインルームだそうで、ベッドは1台だけ置いているあるそうです。家族連れで使ってもいいかもね。


同ホテルのサイトで調べたところ、ジオラマの製作者や写真も詳しく公開されていました。ちなみに6/15現在、部屋はまだまだ空いている日がたくさんありました。今なら直前予約も比較的簡単そう。同ホテルでは、秋葉原らしく「声優を目指す学生によるモーニングコール」のようなサービスも提供中。今後は秋葉原というロケーションを活かして、オリジナリティ溢れるサービスで、ぜひ鉄道ファンやアニメファンを惹きつけるようなサービスを、ドシドシ打ち出していくことに期待が高まります。

JR四国のイベントまたまた!!


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(H22.6.14付日本経済新聞「窓」欄)

13日、旧国鉄色の“タラコ”色のディーゼルカーキハ47系2両に、JR予土線のトロッコ列車“コトラ”を連結した「タラコト秘境号」が香川・徳島両県を運行した、と報じられていた。(コトラ≒無蓋貨車トラ45000+トロッコの“コ”のつもりか!?)


主催された方は高松市在住の坪内政美さん(35)とあり、どうやら個人主催のようです。その甲斐あって、
歓迎式は“秘境駅”で有名なJR土讃線坪尻駅で開催。岡山県の旧片上鉄道吉ヶ原駅の駅長猫で、トロッコ列車と同名の「コトラ」も出張。さらに妖怪で町おこしをする徳島県三好市の妖怪も参加したのだとか。


とりあえず個人でここまでこだわったイベントを発案して実施にまでこぎつける、というのはスゴすぎ!
またキハ47+トロッコ列車+秘境駅+駅長猫をコラボレートされたというセンスにも、ただただ脱帽。

宇高連絡船の思い出

22年ぶり宇高連絡船(H22.6.13(日)付朝日新聞)
のりものロ~グ@伴美家羽寝(ばんびやはねる)
6月12日(土)宇高連絡船の開設100周年を記念したイベントが、JR四国の主催で、高松駅で開催されたそうです。さすがに当時の連絡船はもう解体されているので、別会社のフェリーを連絡船に見立てたとのこと。高松駅にはドラの音が響き、紙テープも舞わせて往年の出港風景を演出。船内では当時の船長さんもお迎えされたほか、スタッフも当時の制服を着用したそうです。電車のメモリアルイベントはありがちですが、鉄道連絡船のメモリアルイベントは珍しいかと。


鉄道連絡船と言えば、青函航路が有名ですが、私が鉄道旅行を始めた学生時代には、すでに青函トンネル開通していたので、残念ながら青函航路を利用できませんでした。


宇高航路は高校時代に1度と、浪人時代に1度の計2回、四国1人旅でお世話になりました。とりあえず初めての1人旅で高揚した気分で利用したことを思い出します。当時は関西から四国と言えば、連絡船を利用するということもあり、随分遠くにきたような気がして、旅情を噛みしめました。

鉄道の乗車券で船に乗ることに不思議な気がしたり、船内の売店で讃岐うどんに舌鼓を打って、四国旅行気分を満喫したり…。


どれもささやかな思い出ですが、宇高航路は個人的には忘れ難いものがあります。

私は「読みテツ」!?


のりものロ~グ@伴美家羽寝(ばんびやはねる)
「乗りテツ大全~鉄道旅行は3度楽しめ!~」
(平凡社新書423/税別\880/野田隆著)


鉄道をテーマに採り上げた本は百花繚乱で、いくら読んでも網羅しきれない。それで今まで何冊か読んできたので「今さら読むまでもないか」と思うことも正直ある。ところが実際に読んでみると、大抵いくつか自分の知らない知識に巡り合えるところが「読みテツ」のオモシロイところ!


野田氏は鉄道旅行を中心にした著書を何冊も出しておられるが個人的に読んだのは初めて。「わざわざ“乗りテツ”を指南されなくても、自分でできるよ」と思うけど、読み進み始めてみると、なかなか文章に慣れた方で、グイグイ惹きこまれて自分も一緒に著者と一緒に乗りテツしているような気分になるところがスゴイ!きっと文章がうまいのでしょう。自分の旅行記を、読者も飽きささないように書くのはいざトライしてみるととても難しいものです。


さすがに何冊も著書を出されるだけあって、乗りテツ経験の豊かな方で、トリビア的な知識は「CHECK!」欄をわざわざ設けてまとめておられます。例えば…、


JR小海線のJR最高地点には、鉄道神社と「最高地点」という名前のレストランがあること。


京都・鞍馬寺のケーブルカーは全長200mしかなく日本最短の鉄道。
しかも日本で唯一宗教法人経営の鉄道で、なんとエレベーターのように、

1両の車両が上下するだけ。

ケーブルカーよりロープウェイの方が建設コスト高いので、

老朽化したケーブルカーは、廃止になる可能性が高いこと。


駅間距離日本最短は、東京地下鉄丸ノ内線の新宿~新宿3丁目の300m、
JRでは境線(鳥取県)の博労町(ばくろうちょう)~富士見間の420m、

最長はJR石勝線(北海道)新夕張~占冠(しむかっぷ)間34.3km。


1934年、現在の長崎本線が開通するまでは、現行の佐世保線・大村線が長崎本線だったこと。


…あなたはご存知でしたか?


あと「普通名詞の駅名」というくくり方もユニークだった。
例えばJR鶴見線の「国道」駅、東武野田線の「運河」駅、松浦鉄道の「大学」駅などのことだそうです。

奈良が舞台のコミックを読んだ!その2

「ホームスイのりものロ~グ@伴美家羽寝(ばんびやはねる) ートホーム」講談社刊¥400(税別)小野直美著

2008年11月に出てました。既に1年半以上経過してますね。これも、知り合いから教えられて知りました。タイトルと内容に偽りはなく、家族のきずなを描いたコミックですが、ややベタなのが惜しいですね。タイトルから、奈良が舞台と想像できないのも、ちと残念。


奈良町(ならまち)と言われる、奈良市内の古い町家を活かした町おこしが盛んなエリアを中心にした物語。奈良町にある「花巻商店」という雑貨屋さん(お店自体は架空か!?)が舞台。お母さんが家出してしまって、お母さんの実家の雑貨屋さんで祖母と暮らすおませな小学2年生の女の子と、両親の海外転勤で居候することになった、ジコチュー高校3年生男子が主人公(男子の設定がやや強引!?)。お母さんがいなくなって寂しい気持ちと向き合う女の子、一方その女の子を支えながら立派な成人に成長していく男の子、というあらすじ。


なかなか少女マンガの王道を行くようなタッチだけに、設定も現実的に考えるとシリアスですが、その分読みごたえ十分。1巻限りで終わっているので、続編はないようですが完結していて、結末もすっきりしているので、安心して読めます。


著者は奈良の方らしく、何気なく描かれている奈良の風景も奈良県人にはおなじみの風景。京都へ出かける話しの中では、近鉄電車がリアルに描かれていて好印象でした。



余部鉄橋に行ってみたい!

余部鉄橋あと1ヶ月
(H22.6.10(木)付朝日新聞夕刊)


新しい余部鉄橋と旧来の余部鉄橋の並んでいる写真が公開されていました。工事が始まるまでは何度もテレビなどで取り沙汰されていましたが、工事が始まったら、何となく気にするのを失念していました。いよいよ7月17日から8月11日まで運休して、新線への切り替え工事が行われるとのこと。その後はいよいよ旧橋の解体工事が取り進められることになるのでしょう。



のりものロ~グ@伴美家羽寝(ばんびやはねる)-〔記事〕
それにしても、ちょっと運休期間長くない?
しかもせっかく山陰海岸は海水浴の季節なのに…?

祝!新ブログ開設

新しく引っ越してきました。前のブログ「伴美家羽寝がやってきた~!!」と「特急バンビ1号運行ダイヤ」からの引っ越しの手配中です。引っ越し完了が楽しみです。しばらくお待ち願います。これからアメブロでお世話になります。どうかよろしくお願いします。


ちなみにブログの名前を考えるのに、結構苦労しました。ブログの趣旨に沿って「しゃべり場」「しゃべリング」「しゃべくリング」「しゃべってなんぼ」「鉄トーク」などをGoogle,Yahooで検索しましたが、全て既に先客が!自分の出足の遅さというか、意外とオリジナリティのなさに直面しました。「のりものロ~グ」は全然ヒットしなかったのでこれに決定!モノローグ、ダイアローグの「ローグ」と、ログイン、ログアウトの「ログ」が何となくかかってて気に入ってます。これからガンガン、のりものロ~グしていくゼ!

意外とリアルなドラえもんの秘密道具(6/9)

85803330.JPGドラえもんの道具に迫る/「透明マント」など先端秘術を展示/科学未来館、12日から
(H22.6.9(火)付日経産業新聞)

今日は鉄道のまつわる新聞記事が見当たらなかったので、アニメにまつわる話題を。

東京都江東区の日本科学未来館で、今月12日から9月27日まで「ドラえもんの科学みらい展」と題したユニークな科学技術展が開催されるそうです。例えば、空を飛ぶための「タケコプター」のような1人用ヘリコプターやかぶると体が透けて見える「透明マント」のような特殊反射布など。他にも「どこでもドア」「スモールライト」「タイムマシン」に近い働きをする装置も展示されるのだとか。記事中の写真は、「透明マント」みたい。マントを着た人の後ろが透けて見えています。

ドラえもんの秘密道具が、意外とリアルだったことに驚かされるとともに夢のある科学技術の可能性に関心が高まりました。
会期も比較的長いので、夏休みなどを利用して、見に行けたらいいな。