天皇杯準々決勝、ベガルタ仙台対FC東京の試合がユアテックスタジアム仙台で行われたが、結果は延長の末、1対2で敗れ、2009年以来のベスト4進出はならなかった。

今期の仙台は、優勝争いもしてなければ降格争いもしていない、中途半端な結果だった。昨シーズン2位の結果がマークを厳しくしたのだろう。難しい1年になることはある程度予想はしていた。

来シーズンはどんな1年になるだろう。手倉森誠監督がU21の監督に就任する事で、新監督を迎えることになったが、正直不安でいっぱいだ。

降格争いをするチームの特徴としては2つ。

1.新監督の戦術が現戦力にフィットしなかった。

2.主力選手が大怪我をして、その穴を現戦力で埋めることができなかった。

2003年にJ2に降格した時は、2番の影響が大きかった。主力のマルコスが怪我をして、代わりに佐藤寿人が頑張ってくれたが、結局チームを建て直すことはできなかった。

来シーズンについては1番に不安を感じている。それ以前に、主力選手の高齢化が最大の不安材料だ。新監督には血液の入れ替えを強く求める。そうでなければ、金属疲労ならぬ勤続疲労によって1年を戦い抜く事は難しいからだ。

あとは即戦力をどれだけ獲得することができるかが鍵となる。リーグ戦終盤に3連敗したことで、もう現戦力に勤続疲労がきてるのかなと不安視している自分がいる。