なんだか対決記事の依頼が多いです。

今回は仮面ライダーと別世界のキャラとの比較です。

このシリーズも長くなったもので、ついに30を迎えました。まさかこんなに依頼が来るとは・・・。


「ン・ダグバ・ゼバ VS 御坂美琴」


ン・ダグバ・ゼバは仮面ライダークウガの最後の怪人。

御坂美琴は「とある魔術の超電磁砲」の主人公です。

御坂に関して、僕はアニメの内容でしかこのキャラのことを知りませんのでアニメ版と比較を

したいと思います。


御坂は電撃を操る超能力をもっており、これを利用した電撃による遠距離攻撃、磁力操作

電磁バリアなどいろんな現象を起こします。

対するダグバは原子、分子を操作することによって物質をプラズマ化する能力をもっています。


まず二人が戦闘を開始して最初に起きることは、ダグバが御坂を燃やすことでしょう。

これはダグバの基本戦術であり、目の前の人間を問答無用で焼き殺しにかかります。

正直御坂がこの攻撃を耐えることは不可能と思われ、初手のこの一撃だけでダグバが

完全に御坂を焼き尽くすでしょう。

この攻撃はチャージ時間もほぼなく、発動すれば体内から瞬時に高温の炎が吹き出すため

人間が受ければひとたまりもありません。


よしんば御坂が先手をとったとして、電撃で攻め込んだとしても御坂が普段つかっている戦術

ではダグバの装甲を貫通する一撃がみつからない。

この対決はダグバが有利とみます。


「ン・ダグバ・ゼバ VS 上条当麻」


同じく「とある~」の主人公である上条。

この上条は右手で触れた超能力を強制的に消し去る能力をもっています。

正確にはあるべき状態に戻すだったかな?

このキャラもアニメでしか知りませんので、それを基準に検証します。


まず御坂と同じく、上条にはダグバの発火を防ぐ手段がない。

この発火は体内から発生する能力のため右手ではどうしても消しされない。

テレポートなど全身に働きかける能力も効果を発揮しないということがあったので

ひょっとしたら発火事態が発動しないかもしれませんが、だからといってダグバの

攻撃力を上条がどうこうできるわけもなく、おそらくパンチ一発でも受ければ即死です。

そして上条の格闘能力はお世辞にも高いとは言えず、土御門相手に一方的にやられる

程度です。

さらに上条の攻撃ではどう頑張ってもダグバの装甲は抜けない。

ダグバが普通に殴りかかってきたら上条ではどうにもならないでしょう。


「仮面ライダー1号 VS シンケンレッド」


主役同士の対決。

身体能力では1号が上かな?という感じがします。

戦闘技術は1号とシンケンレッドで比較すると格闘は1号。武器戦闘では互角かなと

思います。

破壊力、スピードは1号が上かと思います。

シンケンレッドは中間距離からシンケンマルで攻撃したいところですが、1号の瞬発力なら

距離を潰して一気に接近することも可能なため、シンケンレッドにしてみればかなり

やりにくい相手となりそう。

1号は格闘能力が高く武器をもった相手との戦闘も上手。

素のままではシンケンレッドに勝ち目は薄い。

インロウマル、モウギュウバズーカを併用すればかなり肉薄できるかもしれないが

小細工なしで単純に強い1号は文字力などのからめ手にも対応しやすい。

ここは総合力で1号が有利になると予想。


「仮面ライダーサイガ VS アリス」


アリスは映画「バイオハザード」の主人公の女性です。

Tウィルスに適応する人物で、驚異的な身体能力と超能力を有しています。

判明しているのは念動力、発火能力かな。

対するサイガは仮面ライダー555の劇場版に登場した戦士です。

デルタと同等の身体能力に加えて時速820kmで飛行するフライングアタッカーを所持。


アリスは常人離れした身体能力をもっておりゾンビの群れも物ともしない戦闘能力を

有していますが、サイガから見れば大したことはない。

しかもサイガのように防刃、防弾装甲をまとっているわけでもなく、普通にナイフなどで

傷がつきます。

発火能力や念動力でもサイガを仕留めるには力不足な感じが否めません。

逆にサイガの攻撃は全てが必殺の威力となってしまい、アリスにとっては不利なこと

この上ない。

残念ながらアリスではサイガに対抗するのは難しいと思われます。


「ライオトルーパー VS 御神苗優」


こちらはマイナー路線の漫画「スプリガン」より主人公の優が登場。

アーマードマッスルスーツ(AMスーツ)というオリハルコン繊維で作られた特殊強化スーツを

着用して戦うキャラです。

装着スーツヒーローの先駆けとも言えるキャラですね。

仮面ライダーのように完全な全身スーツではありませんが防弾、防刃、防熱はもちろん

絶縁処理がほどこされたことによって高圧電流にもビクともしません。


対するは仮面ライダー555に登場した量産型仮面ライダーのライオトルーパー。

量産型とは言えその性能は優れており、主人公のファイズと比較しても大差ない性能を

誇っております。一部ファンの間では最強の戦闘員とされていたりもします。


ライオトルーパーの攻撃力はパンチ力:2トン キック力:4トン


量産型や戦闘員として考えるとかなり強い。主人公と比較しても基本性能の差が

20%程度しかないという。ただしファイズやカイザと違ってフォトンストリームの技術が

使われていないらしい。


対する優の装備であるAMスーツは普段の30倍以上の身体能力を発揮することができる

という仮面ライダーと比較しても遜色のない性能を誇る。

さらに装着者の優は常人離れした身体能力をもっているためその性能は並のライダー以上。


単純に優の身体能力を常人と同レベルとしても、パンチ:3トン キック:9トンという

G3方式での換算によると歴代平成ライダーの通常フォームに匹敵するレベル。

もちろん優の身体能力は常人レベルを遥かに超えているためこれ以上である。


身体能力では優がやや優勢。同じシリーズで例えるならデルタと同等以上の攻撃力に

加えて防弾、防刃、防熱、絶縁、耐衝撃などの防御面でもかなりの性能なAMスーツが

ライオトルーパーに不利に働く。

戦闘技術面では優が圧倒的なレベルの違いをもつ。

格闘能力はさる事ながら、防御技術が神がかっている。

死角から放たれる銃撃の殺気を感じて格闘中でも狙撃を回避するという凄まじさ。

もちろん面と向かった銃撃では優を捉えることができない。


このためライオトルーパーの主武器であるガンが無力化する。

あとは1000度の高熱と超振動による斬撃を頼るしかない。

が、これまたナイフ技術も世界で5本の指に入る優が相手ではもはや太刀打ちのしようがない。

ライオトルーパーが優に攻め込むなら格闘戦に活路を見出すしかない。

優は作中の台詞で「AMスーツのパワーで顔面を殴られたらさすがにヤバイ」というような

ニュアンスを漂わせています。

なのでライオトルーパー渾身の一撃が決まれば、さすがの優もダウンする可能性がある。

実際機械仕掛けのパワー重視AMスーツを着用したライバルキャラとの戦闘では

フックを顔面に受け、一瞬膝が落ちる描写があります。

なので圧倒的不利を覆すライオトルーパーは格闘戦にかけるのが良いかと思います。


「仮面ライダーG3X VS アルファス」


続いて「ZETMAN」よりアルファスの登場です。

アルファスは天城コーポレーションが技術の粋を結集して作った強化戦闘服。

外見もさることながら身体能力を強化して怪人と戦うという仮面ライダーに共通する部分が

多々あります。


アルファスは劇中の設定によると身体能力が常人の2倍になるとのこと。

それでも開発当初は装着者が全身筋肉痛になって苦しむほどの副作用があった。

しかし、後に装着者が自身を鍛えることで筋肉痛の副作用はなくなった。

最終的にはとても2倍とは思えないほどの身体能力で戦うヒーローとなった。


G3Xとアルファスでは身軽さでアルファスが圧倒的に上である。

強化装甲服にふさわしい鈍重な動きの描写で戦闘するG3Xに比べてアルファスはヒラヒラと

軽業を駆使して怪人の攻撃を回避するのが描かれており「ヒラヒラとうっとしい」とまで

言われていた。


飛び道具による遠距離攻撃、ソードによる近距離攻撃とG3Xとは何かと噛み合うスタイルの

アルファスであるが、性能面から見てG3Xが接近戦では有利。

破壊力、防御力の高さはG3Xが上であろうと思われる。

戦闘技術はアルファスの方が高いと思われるが、G3Xと圧倒的な大差をつけるほどではなく

ここは互角と見て良い。

アルファスがG3Xよりも優れているのは戦闘中の切り替えの速さ。

ソードで近接戦闘中でも一瞬の隙をついてガンで勝負を決するなど、攻防ともに切り替えが

早い。これはかなりの長所であり、G3Xから見るとかなり厄介。


しかし装甲の強さを貫通するほどの攻撃力を有しているわけではなく、落ち着いて

対処すればG3Xが不覚を取る可能性は低い。


しかし作品終盤でアルファスが劇的な変貌を遂げる。

この変化のあとはアルファスの性能が異常なまでに高まり、この状態ではG3Xでは

太刀打ちできないと思われる。


「戦国ハカイダー VS キカイダー」


仮面ライダー鎧武に登場した戦国の脳が移植されたハカイダーと、キカイダーです。

ハカイダーの方は攻撃力が数値化されており、パンチ:23.7トン キック:49.2トン

となっております。


そしてキカイダーですが、攻撃力は数値化されておりません。

が、石ノ森プロが監修に関わるキカイダーの書籍を参考にしたところキカイダー01は

ジェミニィがないため躊躇なく攻撃するため戦闘力がキカイダーよりもやや高いと

されております。

なので、キカイダーの身体能力はキカイダー01と同等なのだろうと予想できます。


キカイダー01の身体能力を参考にした場合、キカイダーの攻撃力は以下のように

予想できます。

水平チョップ:100トン 撃ち落としチョップ:300トン キック:500トン ゼロワンドライバー:1000トン


と、このように、もはや相手にならないほどの身体能力差があります。

カチドキの攻撃でやや怯み撤退した戦国ハカイダーでは、キカイダーの攻撃を受けた瞬間

バラバラに吹き飛ぶかもしれません・・・。


さていかがだったでしょうか。

毎度のことですが主観による予想なので笑い話として読んでいただける幸いです。