今回は映画「昭和ライダー対平成ライダー」の戦闘に関する検証です。


完全にナタバレなので、見に行く予定の方は閉じてください。
























映画も一度見ただけですので、全部の戦闘シーンを覚えているわけでもなく

覚えているものの中からいくつかだけ出させていただきます。


「今回の乱闘の背景」

今回の昭和ライダーと平成ライダーの対決の背景には、暗闇大使に変装した村雨良の

「ヘルヘイムの森にライダーを隠す」という戦略の元になりたっていました。

しかし、その事情を知っていたのは昭和ライダーのみ。

平成ライダーは事情を知らずに戦っていました。


「ストロンガーVSカブト」

いきなり火だるまになったカブトがぶっ飛んできてビルに激突。

壁を破壊してビルの中まで突っ込んでいきます。

ようやく体を起こしてキャストオフ。そこからストロンガーとの格闘戦が開始。

技の応酬はややストロンガーがおしていましたかね。ここでカブトがCU発動。

ストロンガーに8発ほどの打撃をヒットさせ翻弄します。

ここでストロンガーがエレクトロファイアーを発動。CU中のカブトをとらえます。

一瞬ダメージを受けて怯んだカブトへ電キック!そこでカブトがライダーキック。

1,2,3のあとCUが発動して電キックを潰してストロンガーが消滅しました。


この戦闘でまず僕がビックリしたのは、マスクドフォームのカブトが燃えながら物凄い

勢いで吹っ飛んできたことです。

どんな攻撃を受けたら、あんな勢いで吹っ飛んでくるんだよ・・・と。

CU中のカブトに翻弄されているストロンガーは手も足もでないと言う感じでしたが

エレクトロファイアーで反撃しているところを見ていると、あまりダメージはなさそう。

CUの攻撃も、たぶん1秒くらいで反撃に転じています。


ストロンガー側は手加減していたみたいですが、それでも肉薄した戦闘を展開して

いました。地力ではストロンガー有利。CUを使ってカブトが有利と言ったところでしょうか。



「巨大JVS鎧武スイカアームズ」

ビルを次から次へ部分破壊するJさんは、もはや怪獣にしか見えないという・・・。

スイカアームズで武装した鎧武は、空中でJの攻撃を2度3度と回避。

そこにバルカン砲をまとめてJにダメージを与え、スイカのブレードでJを消滅させます。


スイカアームズのバルカン砲で大きく体勢を崩す様は、Jの演技力の高さのなせる業か

そのままスイカブレードで倒されるという、アカデミー賞ばりの手加減っぷりはスゴイ。



「フィフティーンVS鎧武」

通常フォーム、ジンバーレモン、カチドキアームズと、3つの形態でフィフティーンと

戦闘しますが、全て退けられてしまいました。

フィフティーンはディケイドと同じく、歴代平成ライダーの能力を使えますが、劇中で

一瞬バリズンソードが出てきた気がするんで、ひょっとしたら最強フォームの能力も

使えるのかもしれません。

なんにせよ、鎧武3つの形態は全て退けられるわけですが、見ていた感じでは

こちらも地力の差が大きいように感じられました。

逆に1号アームズを使った鎧武は、大幅に攻撃力がアップ。

こんどは逆に身体能力の差で強引に押し返しました。


「平成VS昭和乱戦」

ここでも昭和と平成がほぼ互角の展開で、次々消滅していきます。

平成側はこの時点で昭和の思惑に気づいていません。

おそらく話の流れから見て平成側は全力で昭和を潰しにかかっていると思われます。

Black、RXをジョーカー、バロンが撃破。

その二人をアマゾンとスーパー1が撃破という感じで次々消えていきます。

スーパー1はアギトのトリニティフォーム必殺技と相打ちで消えました。

演出から推測すると、やはり昭和勢が地力で勝っている感じです。


「ライダーマン」

なんと・・・この映画でついにあのカセットアームが初披露!

かなり過激しました。



少しだけでしたが、いかがだったでしょうか。

ストーリーの展開上、昭和は手加減して平成と戦っていたこととなっており、それを

踏まえたうえで展開を見ていくと、全力で応戦している平成ライダーが若干押され気味

に見えてしまいます。

もちろん最強フォームで戦っているわけではないのですが、フォーゼ、アギトは強化形態

で戦ってましたし、ファイズブラスター、ウィザードインフィニティと同等の活躍をしていた

Xライダーを見ていると、やはり「仮面ライダーは皆同じくらいの強さなんだ」というのが

思い出されますね。