川崎市のギター教室「先生のブログ」

川崎市のギター教室「先生のブログ」

ギタリストとして活動していますが、
同時に生徒さんにギターのレッスンをする仕事もしています。

そんなレッスンで感じた事、ギターを弾く方へ役に立つ情報を綴っていきたいと思います。

HP:http://www.itonorihiko.net/lesson.html

川崎市(溝の口、武蔵小杉、武蔵新城)で開設中のギター教室「伊藤紀彦ギター教室」、


講師伊藤紀彦のブログです。




講師と生徒さんのマンツーマンレッスン、好きな時にレッスンしていただけるフリータイム制にこだわっています。


まずはお気軽に無料の体験レッスンへどうぞ、詳しくはこちら
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$ギターの先生のブログ




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僕にとってギルバート・オサリバンの「Alone Again」はとても大切な曲です。

 

この曲を知ったのがいつだったかは思い出せません。

 

この曲が発表されたのは1971年なので僕が5歳の時。

 

当然覚えているわけもなく、後に聞いたのだと思います。

 

 

僕は大学を卒業して最初に某家電メーカー系のソフトウェアの企業にSEとして就職しました。

 

とにかく実家を出たかったのと、大学で何も自慢できるような成績を残せなかった僕は普通に営業職とかになるのが嫌で決めた就職先でした。

 

当時、僕が音楽の道に進むことに反対していて肺がんで余命数か月と宣告された父を納得させるためでもありました。

 

 

埼玉の実家から横浜の寮へ引っ越しました。

 

寮は二人部屋でした。

 

その時に相部屋になったT君とは今でも友達です。

 

学生時代のアルバイト先の方たちに頂いた就職祝いは目覚まし時計でした。

 

音楽をやっていた僕のために、ただ単にベルが鳴るのではなく、音楽が鳴る時計でした。

 

曲は5曲くらい選べた記憶がありますが、その中の1曲が「Alone again」でした。

 

 

他の曲は覚えていません。

 

でもなんで「Alone again」だったのでしょう?

 

すごく悲しい歌詞なのに。。

 

朝に聞くような歌詞の内容ではないんですよね、この曲。

 

 

でも、あれから30年以上たった今でも、この曲を聞くと人生初の寮生活、新社会人の研修期間を思い出します。

 

高校が男子クラスで大学は男ばっかりのサークルに入っていた僕にとっては、とても楽しい3か月間でした。

 

今思うとたったの3か月とはおもえないくらい。。

 

 

 

とにかく相部屋のT君とは共通の趣味もあり、とても仲良くなってゴールデンウイークも実家に帰らずに二人で遊んでいた記憶があります。

 

 

 

先日ある生徒さんが耳コピをはじめてみましたとおっしゃいました。

 

その曲が「Alone again」。

 

僕は好きな曲だったのにも関わらず今まできちんとコードを採ったことがありませんでした。

 

でも難しい進行だという認識はあったので生徒さんにもその旨お伝えしましたが、この際きちんとコピーしようと思い採譜しました。

 

難解ですねー(笑)。

 

とても美しい和音進行で不自然さはないのですが、いざ採譜してみると「なんでそこへ行く?」みたいな箇所がたくさんあります。

 

ネットを検索しても、この曲のコード進行を開設してるコンテンツがたくさんあります。

 

それだけ難解で、でも美しい曲なんですね。

 

 

 

あらためて歌詞の意味を噛みしめつつ聞くとグッときます。

 

良い曲だ。

 

今日は仕事納め。


午後からのお二人様のレッスンに備え腹ごしらえに武蔵新城駅前へ。


生徒さんが経営されている(もちろん厨房にも立ってらっしゃる」ラーメン屋さん「さなかとブタで幸なった。」へ行ってきました。


ふだん、あまり外食しないので、そんなに頻繁に通っているわけでは無いのですが、ここはおいしいですよ。


武蔵新城に住んで30年近くになりますが、ここは意外にラーメン店激戦区で、長く続くお店は少ないです。


そんな中でも、こちらのお店は結構長く続けたらいっしゃるので、やはり美味しんでしょうね。


昼時は混むので開店直後の11時過ぎにはお店に入りましたが僕が待っている間にもう満席。


前回は煮干しラーメンを食べたので今回は「かつおラーメン」。




うん、これもおいしい!


食べ終わってから家に着くまで、いや着いてからも口の中が、かつお風味で幸せ。


ちなみに上記写真のどんぶりの奥に映っているスマホ置き。


我が家のものと同じです笑



僕は、なるべく絶対とか、100%とか言わないようにしているのですが、多くのギターレッスンをしてきた中で一つだけ「こういう練習をしても弾けるようにならない」、「むしろ後退してしまう」と思う練習方法があります。

 

それは次のものです。

 

①弾けるところは速くひいてしまう。

 

②苦手なところになるとゆっくりになる

 

③つまり、テンポが一定でない

 

以上の練習を繰り返しても上達しないか、繰り返しになりますが「後退」してしまう場合があります。

 

 

例えば、アコギでピックを使ってある曲のコードを弾くときに、こういう練習をしてしまう方がいらっしゃいます。

 

①あるコードを押さえてストロークする。

 

②次のコードにチェンジする時にテンポを無視して(いったん止まって)ゆっくりコードチェンジして、また次のコードで速いテンポで弾いてしまう。

 

以上を繰り返してもコードチェンジは速くなりません。

 

だって、できないことをできないままにして繰り返しているだけですから。

 

 

なので生徒さんには繰り返しお伝えするようにしています。

 

①ゆっくりで良いので(例えばアプリでその曲をゆっくり再生して)

 

②一定のテンポで弾く

 

③少しづつ早くする。

 

 

最初から早くスムースに弾ける人なんていません。

 

僕もそうでした。

 

 

 

今はyoutubeや様々なアプリがあって大変便利な時代です。

 

逆に言うと情報が多すぎて(もっというと間違った情報もあふれていて)自分自身で自分に合った情報を取捨択一しないといけない時代です。

 

 

ありふれた情報に振り回されずに、焦ることなく落ち着いてできることをできる速度で、でも一定のテンポで練習することから始めてください。

 

そして少しづつ速くしていきましょう。

 

誰でも急にできるようになることはありません。

(正しい練習の結果、急速に上達する瞬間はあります)

 

 

 

 

なので、もう一度。

うまくできないことがあったら、下記のように練習してみてください。

 

①ゆっくり

 

②一定のテンポで

 

③少しづつ速くしていく