【書評】未来記憶

未来記憶

池田貴将
サンマーク出版

￥ 1,404

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http://www.mag2.com/m/0001662032.html

さて、なかなか新しいことを始めても続かない、３日坊主な方には、この本がオススメです(^-^)

自己啓発の大家、アンソニーロビンズの愛弟子池田貴将さんは、僕が何度もセミナーを受講し、大変感銘を受けた一人でもあります。

そのセミナーの教材として使われていたのが、当時出版されたばかりのこの本。

ワーク形式のセミナーを計６回ほど受講したおかげで、夢実現のための基本的な考え方を具体的に学ぶことができました。

特に衝撃的だったのが、ラクをして夢実現するという考え方。

様々な自己啓発セミナーを受講した僕にとって、それまでのセミナーとは考え方が随分と違う印象でした。


あれから早いもので２年経ちました。

その間に色々な経験や挫折をしたおかげで、当時の記憶が色あせるどころか、更に熟成されたのを実感しているところです。そして、今一度このメソッドを改めて実践してみたい！

そんな僕の経験を基にした書評で、皆様へ臨場感が伝わると嬉しいです(^-^)

①この本の目指すゴール

1. 苦しまずにラクに目標達成する方法を知る。
2. ２倍速く目標達成できる、目標設定のしかたを学ぶ。
3. 夢を叶え、人生を充実させるための計画の立て方を実践する。



②構成要約

1. 苦しい努力はいらない
「目標設定」という言葉を聞くと、なんか胸が苦しくなりませんか（笑）。僕もそうでした。
でも、目標達成とは苦しまなければならないものではなく、楽しんでラクにできる方法がある、と考えてみてください。
当時日本人最年少でアンソニーロビンズの上級リーダーシップ資格取得した、池田貴将さんの目標達成の考え方は、「感情を味方につける」こと。
成功者は、ラクに目標達成する、行動を楽しむ力のある人なのです。

2. 未来記憶とは
この本では、記憶を３つに分類しています。
「過去記憶」「現在記憶」「未来記憶」
それぞれの記憶量の多さが、日々の行動を決定します。
「先延ばし」を防ぐためには、行動を変えるのではなく、感情を変えること。
つまり、「行動したくなるような意味付け」に変えることがポイントです。
行動するためには、未来記憶を「感情が動くまで」増やすこと。
人には元々「思い込み」があるため、殆どの人は「行動せずに諦めて」しまっています。

だから、行動するためには行動したくなるような意味付け＝未来記憶を増やす必要があります。

3. ２倍速く達成できる目標の立て方
多くの人は、目標の立て方について、以下の５つの勘違いをしているとのこと。
意味付けを◯の付いているほうに変えてみましょう。

①　×未来は変えるもの　→　◯今どう行動するか
目標は未来を変えるのではなく、今の自分の行動を変えるためのもの。

②　×できるかどうか　→　◯取り組む価値があるかどうか
できるかどうかではなく、取り組む価値があるかどうかで決めましょう。

③　×できない自分はダメ　→　◯どんな自分に成長するか
達成は手段に過ぎません。どんな自分に成長できるかが重要。

④　×目標は変えてはいけない→◯目標は定期的に見直すもの
目標は常に再設定可能です。むしろ、定期的に見直す方が良い。

⑤　×締切を決めなければ　→　◯期限は成長したいスピード
期限は、どれくらいのスピードで成長したいかの目安。

重要なのは、目標を設定することで、どんな自分に成長したいのか。目的は、どんな自分になりたいか。
そう言われると、随分気持ち的にラクになりませんか？

4. 感情を味方につける
目標を立てて、さあ行動。でも、一番難しいのは「続けること」なんですよね。。
そのためには、感情の仕組みを理解する必要があります。
感情の役割は２つあります。
　①モチベーション（原動力）
　②シグナル（合図）
②はあまり知られていませんが、「やりたくない」という感情が出てきたら合図。それは、「未来記憶を増やす」サイン。
下図のEPPRサイクルで、やる気を持続しましょう。

「多くの人は１年で出来ることを過大評価し、１０年で出来ることを過小評価する」
アンソニーロビンズの言葉です。１０年続ければ、誰でもトップクラスになれます。

だから、続けることがとっても重要！

5. 夢が叶う計画
「目標を決めたら具体的な計画に落とし込む」
この類いの本のセオリーですが、まず計画についての考え方を見直してください。
計画を立てることの目的は、目標を達成することではなく、「現実とのズレ」を認識することです。計画通り進まなくても良いのです。
例えば、飛行機が目的地の方向から少しズレたからと言って、元の空港へ引き返すでしょうか。方向を修正すれば済むのです。
だから、計画からズレが生じたら、自分を責めずに「学ぶ機会」だと考えましょう。
計画を立てるコツは、以下の３つです。
　①計画は「目安」と考える
　②出来るだけ細かく立てる（一週間、一日etc.）
　③自分都合で楽観的に
計画を立てると時は楽観的に、なるべく大きな目標を立てましょう。
そして「振り返り」を行い、「できなかった理由＝計画とのギャップ」を分析して、どうやったらできるか、次の行動に一つ一つつなげていきましょう。

6. ヒーローズジャーニーの法則
よくヒットする映画などで用いられている手法ですが、成功までには共通のステップがあります。
未来記憶を増やしながら目標に向かって行くと、必ずいつか「壁」にぶつかります。
そんな時には、以下の３つについて考えてみてください。
　①自分のあり方
　②夢のあり方
　③志のあり方

ここで言う「デーモン」とは、試練です。試練は避けて通ることは出来ません。
でも、それを乗り越えれば成功すると思えば、続けられますよね。

7. 未来記憶で人生を充実させる
夢や目標を実現出来たとしても、果たして幸せになれるでしょうか。目標は結果ではなく、「あり方」が重要。

そのための秘訣は、「目標は高く、ルールのバーは低く」。目標もルールも高く設定してしまうと、苦しくなります。楽しみながら目標達成するために、心がけてみましょう。



③実践へのアクション

1. 行動したくなるように、「意味付け」を変えてみる。
2. ワクワクするような目標を立てる。
3. 計画は楽観的に立て、現実とのズレを確認しながら成長を目指す。

苦しいうちは、なかなか目標達成は難しい。

そんなの、長続きしません。

ラクして達成できるようになると、どんどん加速度的に自分が変わっていきますよ。

未来記憶で(^-^)

未来記憶

池田貴将 
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本日も最後までお読み頂き、誠に有り難うございました！

皆様との良きご縁に深く感謝申し上げます m - - m






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