Happyキャリア&ライフへの道しるべ
~キャリアコンサルタント木村典子(のり)です
気になる こんな記事↓がありました。
「ゆとり世代」の学力は本当に低下してるの? 教育者の方々に尋ねてみました
photo by sabamiso 学力テストの要不要が問題となったり、テスト結果を公表するか否か..........≪続きを読む≫
2003年度に「高等学校における学習指導要領の改訂」されて、この時期に高校で授業を受け始めたことになる1987年度生まれの世代が、「ゆとり第一世代」。
、、、となると、
今の大学4年生、2010年3月卒業予定の学生さんたちが、その世代。
納得・・・。
学生さんたちの就職サポートに携っていて、2010年3月卒業予定の学年から、「変化」を感じていました。
そして、今の大学3年生、2011年3月卒業予定の学生さんたちは、さらにその「変化」が増大しています。
誤字の多さ、文章力の低下と言った「基礎学力」の低下も感じますが、それよりも危機感を感じるのは「学習機能ゼロのコンピューターソフト」のようなところ・・・。
与えられた"知識”は、丸呑みするけれど、知識と知識を自分自身で関連付けられない、応用できない。
食べ物を、噛まずにそのまま飲み込んで、全く消化吸収せず、またそのままの形で出てくる感じ・・・
「脳の動かし方」の訓練が、どこか欠落しているような・・・。
モチロン、学生さん間で個人差もありますし、全員がそうと言う訳でもありません。原因が、「ゆとり教育」かどうかもわかりません。
ただ・・・そんな印象を受ける学生さんが、急増していることは確かです。
どこかで、「ひずみ」を埋め合わせる必要が出てくる・・・・。
今はそれが、就職活動の段階に発生しているように感じます。
大学での「キャリア教育」が果すべき任務が、本来、家庭や小中高で身に付けているべきことにまで派生しているのです。
まだまだしばらく続く「ゆとり世代」の”ゆとりっ子の大学生たち”。
1年生の段階から、その埋め合わせが必要になってきていると思います。
キャリアコンサルタント(キャリアカウンセラー)が果すべき役割も、大きいですね。大学と言う組織と連携を取りながら・・・
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