誰にでもわかるサカダワ入門

クリハラです。

今年は、まだ、ちょっと早いですが、

「サカダワ」にちなんだ企画を進めている都合上、

サカダワの事をちょっと書いておこうと思います

「サカダワ」って、聞いたことがありますか？

「サカダワ」は、チベット語で
「お釈迦様の月」のこと。

「サカ」は、お釈迦さま、そして、

「ダワ」は、お月さま

のこと。

チベットのタンカ（仏画）の世界では、

お釈迦様を、こんな風に表現したりするんですよ～

なんと、お釈迦さまからオーラが出まくり

あぁ・・・いつも、いつも、

全く濃ゆいブログでスミマセン・・・

そして、チベット人で、

「ダワさん」というお名前の方をよくお見かけします。

法王さまの主治医も「ダワ博士」でした。

これはまさしく、「月（Moon）」の意味

チベットにも、月にウサギの仏教法話が残っています

これは、つまり・・・

サカダワ
＝サカ（お釈迦さま）＋ダワ（月）
＝お釈迦様の月

はい

算数が苦手な私でもこれは一発で覚えました

で、これは、いつのことなんでしょう？

チベットでは、サカダワを、

チベット暦4月の満月

と定めています。なぜなら、この日は、

お釈迦さまがお生まれになり、
悟りを開かれ、涅槃に入られた日

だからなんだそうです。へぇ!全部一緒？！？！

サカダワを中心とした約1カ月は、

普段、肉を食べるチベット人も肉類を絶ち、

野菜を中心とした食事をとり、寺院などに熱心に

参拝と巡礼を行います。