チョコを分けると…
ノラ家では板チョコ1枚をみんなで分けて団らんを楽しみます。（安上がりだなあ。）
お菓子を分けるのはだいたい私の役目です。
割れました。でも、板チョコって涼しい時期はきれいに均等には割れませんよね。
そしてここからいつもの光景がはじまります。
まっさきに飛んでくるのは小学生のマーくんです。
テーブル面に顔を近づけて真剣そのもの。
「手を触れずに選べ」というノラ家の暗黙のルールに従い、銀紙からはみ出た一番大きなものを必死で選んでいるのです。（なにもそこまで必死で見なくても…）
やがて、「これやー！！はみでてる～！」と喜々として大きなチョコを選びます。
これは小学生なら当然の微笑ましい光景です。
でも
すでに（マーくんと同じくらい早くから）背後に待機していた父も、当然のように、必ず、例外なく、チョコが銀紙からはみ出た大きなものスッと取っていきます。
「やっぱり…」
メタボはどうするんだろう…
ー完ー
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責任は誰に？
これも少し前、私たちが30代に入り、本人たちはちょっとブルーになっていたころのお話。
私たち姉妹がリビングでくつろいでいると、背後の父がふいに言ったのだ。
私たちは一瞬キョトンとして、
そしてその意味を理解し、すかさず言った。
「誰のせいじゃい！」
自分の血がまじったせいだと気づかない、デリカシーのない父であった。
ー完ー
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はじめましてノラ家です。
ずっと以前、父がまだ現職で、私たちもまだ若く、姉は結婚して赤ちゃんを出産したばかり、私は企業勤めの一人暮らしで来年あたり結婚かなという順風満帆の頃のこと。
ある日、姉が赤ちゃんを連れて里帰りしていた実家に、私もたまたま帰っていて、みんなで赤ちゃんを囲んで和気あいあいと過ごしていると、
ウン年後の現在も、なぜかこのままの家族構成で……
（まさか、こんなことになるなんて…）
不思議な（問題ある！？）一家になってしまいました。
なにはともあれ、「ノラ家の日常」をよろしくお願いいたします。
はじめてのブログ、思ったより難しいですね。みんなすごいなぁ。いろんなことがまださっぱりわからないまったくの初心者なので、ぼちぼち更新していきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
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