行政書士は食えない資格? | のっぷっぷのよもやま日記

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 千葉市で開業している社労士・行政書士・特定社会保険労務士です。(* ̄∇ ̄)ノ

 「行政書士の半分程度は食えていない」と、言われます。


 この言葉が、真赤なウソであることを示すデータが、このたび発表されました。


       ヾ(@゜▽゜@)ノ





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 4年ぶりに実施された「行政書士実態調査」の項目に、「年間売上高」があります。


 年間「利益」でも、年間「所得」でもなく、年間の「売上高」です。




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 最下層が、年間売上0円~年間売上500万円未満。


 経費率を高めに75%とすれば、ここの層が、「食えていない」のボーダーラインには、なりそうです。








 この層に属する、行政書士の割合は、全体の・・・


 ・・・


 ・・・


 78.0%。


   (;´Д`)~~~~ 


 




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 「半分程度は食えていない」どころではなく、「約8割が食えていない」が、正しい。


 だいぶ前に行われた、社会保険労務士の実態調査でも、似たようなものだった気がします。








 じゃあ、行政書士は「食えない資格」なのか?というと、僕はそうは思いません。


 「食えていない行政書士」が多いことと、「行政書士という資格が食えない」、のは、全く別の話です。


      (O ̄∇ ̄o)







 実際に、行政書士や社会保険労務士に会って、話をしてみれば、気づくことです。


 多くの方々が、「経営」「営業」「集客」「雇用」「心理学」「財務」「簿記」「コミュニケーション」等の、「経営者」として必要な勉強を、全くしていません。


      ( ̄▽ ̄;)






 行政書士という「資格」が食えないのではなく、何を起業しても食っていけない人が「行政書士」に多い、というだけのことです。


 社会保険労務士という「資格」が食えないのではなく、何を起業しても食っていけない人が「社会保険労務士」に多い、というだけのことです。








 にもかかわらず、22.0%以上の方々が、年間売上が500万円以上だなんて、むしろ「ぬるい」業界なのでは、とさえ、感じます。


 税理士さんが、続々と、行政書士のフィールドに入り込んできているのが、その証。


 弁護士さんが、続々と、社会保険労務士のフィールドに入り込んできているのが、その証。







 なお、今回の実態調査の、「年間売上高」での最高層「年間売上高1億円以上」が、なんと、0.3%もいらっしゃいました。


 毎年、毎年、宝くじで1億円以上、当たる確率と比べてみたら、なんという高確率でしょう。


 1000人中3人、行政書士333人に1人が、1億円プレーヤーなのです。


      v(≧∇≦)v






 年間売上高500万円未満が78.0%・・・という数字を見て、落胆するのか、


 年間売上高1億円以上が0.3%・・・という数字を見て、狂喜乱舞するのか、


 どちらの数字に、着目なさいますか?


     (*^¬^*)







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 今日も1日、ありがとうございました。

 世界の平和と人類のしあわせを願います。

 日本国民の万民和楽を祈ります。

 大難は小難に、小難は無難になりますように。

    (^人^)

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