娘の口グセは「パパ、ありがちゅー」。

何かしてもらったときに、お礼をきちんとする。


その姿は、なかなかに微笑ましい。


「人から何かされたら、ありがとうと言いなさいよ!」

といった風に、親が躾としてあえて説教しなくても、

親自身が普段から「ありがとう」と口にしていたら、

子どもは勝手に「ありがとう」と言うようになる。


そういうものなんだなー、と感じる。


「ありがとう」は、めったにないことだから「有り難し」

というんです。と、教わった。そのとおりだと思う。


若者言葉で、「ありえねー!」が流行っていた。

語源的にいえば、「ありがとう」と同じく、

めったにないことだから、「ありえねー!」。


「ありがとう」の語源を聞くと、有難い気持ちになるのに、

「ありえねー!」だと有難くならないのは何故なのだろう?


同じように、「超ヤバイ!」「マジきてる!」も、

めったにないことだから、「有り難し」。


でも、有難く聞こえないのは何故なのだろう?