たった6つのダイスにドラマあり。 (グリード (GREED)) | 感想記(アメブロ版)

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グリード …… 貪欲、強欲
鋼錬でおなじみの名前。こいつ結構好きだなあ。

ということで↓はボード(?)ゲーム、グレード(GREED)です。
GREED_001
ちなみに(?)を付けたのは、このゲームにボードなどがなく6つの特殊なダイスのみで構成されているからです。
元々は旧くからのシミュレーションファンにおなじみのアバロンヒル社で発売されており、現在ではTDCで発売されています。

このゲームのやりかたは簡単で、手持ちのダイスを振ってその目で「役」を作っていくだけ。
その「役」が特殊なほど得点が上がり、振って「役」ができる度に得点が加算されていきます。
ただし1回振るたびに「役」が完成したダイスを差し引き、次からは残ったダイスのみを振らなければいけません。
当然ダイスの数が少なくなる分「役」を作るのが難しくなります。
しかも振ったダイスで「役」ができなければ即アウト。その回で得た得点は0になります。
典型的なバースト(破滅)系のゲームです。

少なくなったダイスで「役」ができることを信じて振るか、手持ちの得点で満足するか。
欲に従うことが吉と出るか凶と出るか、まさに神ですらわからない。
分の悪い賭けほど燃えてきて、しかも分が悪すぎない分やってみようと欲を出してしまう。
ビールでも飲んでお気楽なギャンブル気分(気分だけ!)で楽しむにはいいかもしれませんね。