「標的の村」の三上智恵監督最新作、「戦場ぬ止み(いくさばぬ とぅどぅみ)」が
23日に東京中野で緊急先行上映された!
集団的自衛権行使を可能とするか否か、国会審議が始まった今だからこそ
急きょ上映を早める決断を、配給・劇場がしたようだ。
映画館には行列ができ、お昼には整理券が完売したためにこれまた急きょレイトショーを開いたらしい。
そっか~、行ってたら観れたかも~。
「まさに今見るべき映画だ」「最初から最後まで泣きっぱなし」
「文子おばあとヒロジさんが教えてくれる。怒り、笑い、泣き、踊り」
「人間が描かれている。辺野古基地に反対する人、しない人。悪玉海保すら、人」
観た人の感想を読み漁りながら、フツフツ燃えてくる。相当良いんだな!
7月11日に沖縄から始まって、全国を順に回る。
名古屋での上映は8月1日(土)から名古屋シネマテークで。
あと2か月も先か~・・・。
なんて指をくわえて待っているのは嫌だと思っていたら、
なんと映画の応援団を募集中とのこと!
枚数を伝えれば、配給会社からチラシ・ポスターが無料で郵送される。
活用しましょうとも!
沖縄で反対運動が高まるたび、沖縄から本土の人宛てに手紙は何度も届いたはずだ。
私の元にも届いていたことは間違いないけども、どの手紙の封も開けずに隠しつづけた。
「標的の村」を観たときにたくさん泣いたのは、そんな自分に対する悔し涙もあった。
心と体を一つにしてもらったようで、三上智恵監督には本当に感謝。
だから、ポスター1枚、貼らせてくれる場所がたやすく見つかるとは思ってないけど
やらなくちゃ!
今日はまず、母と母の友人と、その方のお孫さんへ繋ぐ。
沖縄戦を生き延びた85歳の文子おばあが、
(今回の映画にもご出演されているようなので早くスクリーンでお会いしたいなぁ)
メガホンを手に機動隊に向って言った言葉がずっとはなれない。
”わたしたちはね、死人の血をのんで生きてきたんだよ。わかる?
そんなにねぇ、基地を作りたいんだったらさ、人間のね、血の腐った水をね、
泥水をのんでからね、沖縄に基地を押し付けなさい。
防衛局のみなさん、聞いてるの?”
日本で最も激しく抵抗しつづける沖縄を、絶対に死守しなくてはならないと思う。
そうしなければ、この国は戦争へまっしぐらだ。
「戦場ぬ止み(いくさばぬ とぅどぅみ)」というタイトルは
辺野古のゲート前フェンスに掲げられた琉歌の一節に由来すると、チラシに書いてあった。
”今年しむ月や 戦場ぬ止み 沖縄ぬ思い 世界に語ら”
(今年11月の県知事選挙は、私達のこの闘いに終止符を打つ時だ!
その決意を日本中に、世界中に語ろうじゃないか。)
↓
語ろう!