ブログのアクセス解析みて驚いた(ノ゚ο゚)ノ


検索ワードのトップを「ヨヤクスリ」が常に突っ走ってる~~(+_+)


イヤ~~な予感がして検索サイトで「ヨヤクスリ」と検索すると


ここのブログの記事が1ページ目には表示されているという^^


あんなロクなこと書いてない日記が見られてるなんて‥‥orz


というわけで、もうちょっとまともなことを書いてみようと思いました。






本題に入る前に、ヨヤクスリについての説明を。


ヨヤクスリとは、ネット通販サイトのケンコーコムが提供する


処方せんの写しの事前送信サービスです。


以下、ケンコーコムのヨヤクスリのサイトよりの抜粋。


パソコン/スマートフォンから全国の調剤薬局を無料で簡単に探すことができるサービスです。


さらに登録されている薬局のうち、FAX対応薬局にはお手元の処方箋を撮影して、


画像を送信することで、あなたの都合がいいお店、都合がいいお時間に


お薬を受け取るための予約ができます






ここのブログの検索ワードを見てみると、ヨヤクスリの利点についてよりも、


ヨヤクスリの問題点に興味がある人の方が


圧倒的に多いことが分かる。






個人的意見ということで述べさせてもらうと


ヨヤクスリという“サービス自体”には大きな問題はないと思う。


まっ、細かいところで言いたいことは色々ありますけど^^


こういうサービスで助かる人っていると思う。


ただし、みんながみんな、利益を感じられるサービスかというと


そうでもないし、


(↑患者さんの背景や生活の様子とか見ていてそう思う)


利用する人は非常に限られるでしょうね。


ちなみに、うちの薬局ではいまだにヨヤクスリで送信されてきた


FAX処方せんはございません^^






って考えると、


ヨヤクスリを利用して送信された処方せんのデータを集積して


ビッグデータとして扱う、って構想がケンコーコムの中には


あるらしいって話なんだけど、


うーーん、もしかしたら使いものにならないかもね(`・ω・´)


ビッグデータって幅広くデータを収集してナンボのものですし。





あともうひとつ。


処方せんの内容をケンコーコムに吸い上げられることについては


利用者個人個人で、そのリスクについては十分に考え、


何があっても自分で責任をとれるように対応を考えておいた方がいいですね。


現状では個人が特定できないようにするとは言っているけれど、


それがいつどう変わるかは、まったくあちら任せなので


利用のたびにこの点は確認しておいたほうがよいです。







でもまぁ、あってもいいんじゃないでしょうか、ヨヤクスリ。


スマホで処方せんの画像を送信→薬局にFAXで写しが届くという同様なサービスは、


実はヨヤクスリ以外にもあちこちで始まっていますしね。







という訳で、


ヨヤクスリというサービス自体は問題視しておりません。


が、いまだにヨヤクスリに対しては懐疑的ですよ。


やはり、サービスの開始にあたり、


調剤薬局サイドには事前に承諾を得ることなく


勝手に薬局を掲載してしまったという点がね、ダメダメです。


(詳しくはこちらのブログで → “ケンコーコムさんの「ヨヤクスリ」 ” )


上記リンク内のブログでは


一方的な掲載が「社会的常識としてどうよ?」で留まっているけど、


その後いろいろ調べたり考えたりして


この一方的なサービス開始から透けて見えてくる


別の問題点に気づくこととなる^^






ヨヤクスリのサービスを提供しているケンコーコムですが


処方箋薬を必要とする医療用医薬品のネット販売を禁じる


厚生省令は違法だとして、訴訟を起こしています。


処方せんにもとづく調剤をネットで行おうとしています。


ネット調剤の利便性、サービス向上とは歌っていますが、


結論から言うと、


あの人たちには“サービス”という発想はあっても


医療従事者としての“ケア”という発想はないんだなぁ、と。


あのヨヤクスリの一方的な薬局掲載には、


それが良く現れています。






長くなるので、次の記事に


“あの人たちにはケアの発想がない”と思われる理由を


挙げたいと思います。