突発性難聴・治療革命～新しき旅立ち ４２
～ 日常の養生 ８
また、しばらく期間が空いてしまいましたが、今日睡眠
関連のお話しです。
突発性難聴の方は、とにかく“冷え性”の方が多いと
思います。８０％の方は、自覚のある冷え性、１５％くらい
の方が自覚のない冷え性、残り5％くらいが冷え性でない方
といった具合です。
そこで、寝るときに
「足が冷たくて寝れない」
「足が冷えるので”おこた“をして寝ている」
「足が冷えるので、電気毛布、敷布をしている」
「足が冷えるので、靴下を2枚重ねで寝ている」
といったパターンの方が多いのも事実です。
これらは、冷え性に対して良いか悪いか？？という問題が
出て参ります。また、対処法は？という話になりますね。
では、まず、“おこた”（電気あんか）をしている、という場合と
“電気敷布、毛布”をしている場合ですが、これは、冷え性を
改善しているとは言いかねます。というより、カラダにとって
あまり賢明な方法ではありません。
というのは、電気保温装置というのは、ずーと、同じ温度で
温まっています。これは、カラダの水分を無駄に奪ってしまい
かえって、腎臓機能に異変を起こすことになるからなのです。
電気あんか、敷布、毛布などを使用している方は、「むくみ」
がきつくなっています。それが、腎機能を退化させている証拠
です。どういう状態かと申しますと、「コーヒーメーカー」が
ありますが、その保温機能がありますよね。コーヒーを落とし
たては良いのですが、そのままおいておくと水分だけが蒸発して
苦いコーヒーになってしまいます。あれと同じなわけです。
カラダの水分も、徐々に奪われて循環が悪くなってしまう、
という事態になってしまいます。そうなると、突発性難聴の原因
である腎機能の低下というものを助長してしまう、ということに
なります。「そんなこと言ったって、冷たくて寝れないよ」とおっしゃる
と思います。では、どうしたらよいのでしょうか？
そのような時は、昔ながらの『湯たんぽ』を使用してみてください。
湯たんぽは、経時的に温度が下がってきます。これは、カラダに
とって最も好都合なわけです。なぜかというと、ずーと同じ温度
で暖められているとカラダは「ああ、自分で温まらなくていいんだ」
という認識をしてしまうのです。ですから時間とともに冷めていって
しまう湯たんぽの場合は、「自分でも温まらなきゃ」という、体温
調節機能を喚起させることにもなるのですね。
これが大切なのです。また、それでもどうしても、という場合は
「室温を一定に保つ」ことです。20度くらいの設定にして、大事なのは
『加湿器』を使用して湿度を一定に保つ事が大切です。これが
ないと、先ほどの電気保温器と同じように乾燥により、水分を
奪われる、という結果になってしまいますので、ご注意下さい。
そして、靴下に関してですが、本当は「靴下は履かないで寝たほう
がよい」のです。現代は素足でいる時間が少なくなっていますので、
それは、足の皮膚呼吸にとってあまり好ましくありません。
ですから、できれば、「毛布で足を包んだ状態で寝る」というのが、
ベストです。途中、仮に、寝相が悪くて外れたとしても、そのほうが
先ほども申し上げましたとおり、体温調節機能を喚起させる意味でも
有効なのですね。
でも、どうしても、靴下をはかないと寝れない、という場合は、
「決してしまらない、緩々の靴下」しかも、素材は化繊ではなく、
シルクと綿を交互に吐くというようにしてみてください。これが、
ベストです。シルクには、排毒能力もありますので、どうしても
という場合は、そのようにシルク→綿という組み合わせに
してみて下さい。
以上が、突発性難聴の方の冬場の足が冷えて寝れない、という
対策です。でも突発性難聴の方は、割りあい年中この症状を
おっしゃいますので、一年を通して実践してみて下さい。
また、突発性難聴に限らず、『冷え性』でお困りの方も同じです
ので、ぜひ、お試しいただきたいと思います。
～～～～～～～～ つづく
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突発性難聴の方は、とにかく“冷え性”の方が多いと
思います。８０％の方は、自覚のある冷え性、１５％くらい
の方が自覚のない冷え性、残り5％くらいが冷え性でない方
といった具合です。
そこで、寝るときに
「足が冷たくて寝れない」
「足が冷えるので”おこた“をして寝ている」
「足が冷えるので、電気毛布、敷布をしている」
「足が冷えるので、靴下を2枚重ねで寝ている」
といったパターンの方が多いのも事実です。
これらは、冷え性に対して良いか悪いか？？という問題が
出て参ります。また、対処法は？という話になりますね。
では、まず、“おこた”（電気あんか）をしている、という場合と
“電気敷布、毛布”をしている場合ですが、これは、冷え性を
改善しているとは言いかねます。というより、カラダにとって
あまり賢明な方法ではありません。
というのは、電気保温装置というのは、ずーと、同じ温度で
温まっています。これは、カラダの水分を無駄に奪ってしまい
かえって、腎臓機能に異変を起こすことになるからなのです。
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がきつくなっています。それが、腎機能を退化させている証拠
です。どういう状態かと申しますと、「コーヒーメーカー」が
ありますが、その保温機能がありますよね。コーヒーを落とし
たては良いのですが、そのままおいておくと水分だけが蒸発して
苦いコーヒーになってしまいます。あれと同じなわけです。
カラダの水分も、徐々に奪われて循環が悪くなってしまう、
という事態になってしまいます。そうなると、突発性難聴の原因
である腎機能の低下というものを助長してしまう、ということに
なります。「そんなこと言ったって、冷たくて寝れないよ」とおっしゃる
と思います。では、どうしたらよいのでしょうか？
そのような時は、昔ながらの『湯たんぽ』を使用してみてください。
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とって最も好都合なわけです。なぜかというと、ずーと同じ温度
で暖められているとカラダは「ああ、自分で温まらなくていいんだ」
という認識をしてしまうのです。ですから時間とともに冷めていって
しまう湯たんぽの場合は、「自分でも温まらなきゃ」という、体温
調節機能を喚起させることにもなるのですね。
これが大切なのです。また、それでもどうしても、という場合は
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『加湿器』を使用して湿度を一定に保つ事が大切です。これが
ないと、先ほどの電気保温器と同じように乾燥により、水分を
奪われる、という結果になってしまいますので、ご注意下さい。
そして、靴下に関してですが、本当は「靴下は履かないで寝たほう
がよい」のです。現代は素足でいる時間が少なくなっていますので、
それは、足の皮膚呼吸にとってあまり好ましくありません。
ですから、できれば、「毛布で足を包んだ状態で寝る」というのが、
ベストです。途中、仮に、寝相が悪くて外れたとしても、そのほうが
先ほども申し上げましたとおり、体温調節機能を喚起させる意味でも
有効なのですね。
でも、どうしても、靴下をはかないと寝れない、という場合は、
「決してしまらない、緩々の靴下」しかも、素材は化繊ではなく、
シルクと綿を交互に吐くというようにしてみてください。これが、
ベストです。シルクには、排毒能力もありますので、どうしても
という場合は、そのようにシルク→綿という組み合わせに
してみて下さい。
以上が、突発性難聴の方の冬場の足が冷えて寝れない、という
対策です。でも突発性難聴の方は、割りあい年中この症状を
おっしゃいますので、一年を通して実践してみて下さい。
また、突発性難聴に限らず、『冷え性』でお困りの方も同じです
ので、ぜひ、お試しいただきたいと思います。
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