林家たい平さんの独演会へ行ってきました。
池袋の芸術劇場って、最近改装したそうですね?
記憶にある姿よりもぐっと温かみのある内装に
なっていて驚きました。
思うに、こういう場にこそ紬の付下げが活躍するのではないかと。
これまで存在意義をあまり感じられなかった分野ですが、
柔らかものの訪問着/付下げだと改まり過ぎるし、張り切った感が
出てしまって落語のようなオケージョンにそぐわない感じがします。
もっとさりげなく、それでいて普段着よりワンランク上のお洒落を
というときに使えるのですね。
一人「なるほど~」と納得したのはいいものの、生憎そういった
洒落着を持っておりませんので(残念!笑)、こんなコーデに
しました。総絞りはほんとに寒い日にしか着たくないので、
こうして着る機会があってよかったです[emoji:v-410]
帯締めは自作の丸ぐけ。帯揚げは蝶の模様が入った薄いピンク
にしました。帯はお姑さんからもらったもので、金銀が
入ってるけど盛装/礼装じゃないよね…という不思議な
名古屋帯です。昔そういうものが流行ったそうですね。
付下げをカジュアルダウンするときに使うといいよ、とは
呉服屋さんのアドバイス。確かに、全くの普段には
使いにくいですがこの小紋には案外合ったような気がします。
密かに楽しみにしていた雪模様[emoji:v-276]にはなりませんでしたが、
思いついてスエードの足袋を履いてみました。本来はもっとくだけた
装いに合わせるものでしょうけど、履いてみたかったの[emoji:v-413]
内側はネルなのでふかっとしていて温かかったです。
風の強い日のそぞろ歩きにぴったり。
↓1番左、裏が茶色のもの。色合い的にばれにくいです。
☆あったか起毛のネル裏☆底の色もコハゼの色もお洒落!柔らかであったか、しかもお洒落♪きね... |
初めて聞くたい平さんの落語は、当然だけど
笑点での姿とは全然違っていて…印象的でした