スターダスト芸能3部所属、女優を目指す鈴木裕乃さんほか、8名
で構成される私立恵比寿中学が、ミュージカルに初挑戦する、
ということで鑑賞してきたのでレポします。


本格的な演技らしい演技は、インディーズバンドのSpiralSさんの
PV、近藤キネオ氏のショートフィルム以来ということで、エビ中
より、女優としての鈴木裕乃さんに期待している私にとっては、
待ちに待ってようやくやって来た恰好のステージです。


その期待を、想像以上に上回った鈴木裕乃さん、将来への期待が
また高まりました。


なのに、これですよ。屑スタッフが!!


理事長さんの妻が代理で呟いていた、芝居のセンスもありそうって、
元々こっちが主でなんでしょうが!!!特に、みにちあ卒の元4部組は。
ま、都合の悪いことは忘れるか。(苦笑)


とにかく、たまたま当たったももクロに乗じて悪ノリして作った
アイドルグループもいいけど、本来の演技の仕事もちゃんと取って
きてくださいよ、校長。今が旬なんだということを肝に銘じて。


■6/3日 14:00/18:00 恵比寿リトル歌劇団/東京キネマ倶楽部


さて、こんな重要な日にも関わらず、素晴らしく二度寝して、
気づいた時は開場30分前くらい、急いで現場に向かう。


鶯谷に着くと、陸橋を覆い尽くすように列ができていた。
その先に見える東京スカイツリーを写真に収める間も惜しんで
入口に着くと、自分の番号をちょっと過ぎたあたりを呼び出し中
だったので、速攻で入場する。エレベーターで6Fに昇るので、
効率が悪い。6Fは2F席で、1F分階段を下りて入場すると手前の
下手側に女性エリアもその後方も一杯なので上手に行ってみると
少し空いていた。5列目くらいを確保し、40分以上立って待機。


物販は、新作の写真、豊洲の写真ということで買ったが、
中3トリオのうしろゆび3shotはなかったー、残念。
杏野さんのアップサイン入りと、裕乃さんアップは確保。


2F席上手にはロイヤルファミリーさんが椅子に座る。
中央には、現国先生が怖い顔(笑)をしてそわそわしてる。


どうやらタイトルは、「イースタン・サブカル物語」らしいので、
「ウエストサイド物語」が原典なんでしょうね。登場人物も被る。

安本さんのブログで補完。サンキューでーす。
http://ameblo.jp/shirituebichu/entry-11269230162.html


マッハ団(原典ではジェット団、青色系)


ジャック(廣田あいか) マッハ団のリーダー。トニーの子分。
トニー(安本彩花) 退団してドックの店で働く、恵比寿一の男
グループ抗争からは足抜けし、トキメキを探している。
レオ(鈴木裕乃) 毒舌で喧嘩っぱやい。
タイガー(松野莉奈) 忠実な副官 ハンチング


スネーク団(原典では、シャークス、赤色系)


ベルナルド(星名美怜) スネーク団のリーダー
マリア(瑞季) ベルナルドの妹 白いドレス、頭に白いリボン 黒いヒール
ニッキー(真山りか) スネーク団に入りたい男勝りの女
チノ(杏野なつ) マリアの婚約者、キレ者?
ライス(柏木ひなた) 背が低い坊や ニッキーとじゃれ合う


ドック(かりそめ) トニーを雇っているひなびたバーのオーナー
シュランク警部補(校長) 地元の警察官 通風 アクションがわざとらしい
(←現国先生、ここぞとばかり、日頃の鬱憤晴らしか???)


男の子役はリーゼント、シャツとスキニーにスニーカーという衣装。


たぶん、裕乃さんは、シャドウボクシングがお気に入りなんだと思う。
(←関根勤さんの物真似の物真似な感じ)


チェックの青いネルシャツ、下のボタンをはずしてグレーの
Tシャツが見える。スキニーにモスグリーンのボーダーのソックス、
緑色のスニーカーでした。


■ミュージカル本編


暗転して、ウエストサイドストーリーの曲が流れる。

女性ダンサーが白いシャツにデニムの男の格好でダンスに興じる。
一人ずつ加わり、6人揃ったところに、マッハ団がやってきて追い払う。
それを階段の上から見ていたスネーク団が、指を鳴らして威嚇すると、
気だるそうに出て行く。


バスケットボールを持って出てきたレオとマッハ団員。
数回ドリブルした後、相手に投げつけるようにチェストパス。
シュート対決かと思いきや、サイレンが聴こえ、パトランプの光が
点滅する。Yシャツにスラックス姿の校長が、俺がこの街のルールだ、
散れ、とわざとらしいアクションで追い払う。


縄張り争いに決着をつけようとはやるマッハ団は、足を洗った
兄貴分トニーに応援を求める。一方、スネーク団はリーダーの妹
マリアとダンスパーティーに向かった。


白いジャケットでパーティー会場に乗り込んできたマッハ団。
歌とダンスで対決するが、トニーとマリアは、お互いに一目見て
盲目的に恋に落ちてしまう。そこに、またもやサイレンの音、
深夜の決闘を約束して別れる。


トニーとマリアの許されざる恋。抱き合う二人、喧嘩の仲裁を願う
マリア。捕らわれて間一髪のトニーの前に現れたマリア。その美しい
歌声とハモリ、暖かく優しく包んでくれる手のぬくもりが、彼らの
意固地な心をこじ開けた。
今日限りのオリジナル曲のタイトルどおり「僕らはみんな仲間さ!」
と、こぶしを挙げる。


みんなで踊らないか、全員で踊ればきっと誰もがハッピーになる、
ハッピーってのは自分でつかむものさ、と全員で歌う。


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えびぞりダイアモンド!!
仮契約のシンデレラ
チャイム!
永遠に中学生(←1部のみ)
イッショウトモダチ
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カーテンコールでは、6人のダンサーの後、エビ中メンバーが
一人ずつ登場、お辞儀をし、次の人を呼び込むポーズ。


上手の星名さんから、下手と交互に挨拶。


■1部の挨拶


今日は、すごい、素晴らしく緊張したんですけど、このシュッシュッ
とかバンバンとか、白けたらどうしようかと思ったんですけど、
笑ってくれたりして楽しめました。


■裕乃さんやほかのメンバーのオモシロ台詞。


それより自分の身体を心配するんだね。
また通風で足が痛くなっても知らないよ。(シュランク警部補に)
やろうぜ、バンバン(シャドウボクシング)→まぁそう焦るな(廣田)
もう骨抜きですっかり穏やかになっちまってるぜ。
もう暴れ馬のような昔のトニーはとっくにいなくなっちまったんだ。
ダンスホールにテニスをしにくる奴、いるか?
すぐにでも決着つけてぇんだよ、シュッシュッ(シャドウボクシング)
→困った奴だぜ(松野)
習慣だよ。そんなこともわからねぇのかよ。
グループがたくさんあれば、どれが一番か決めたくなるのが性分だ。


柏木: ピストルなんかも持ち出してくるかも知れないよ
瑞季: まるで番犬ね(チノに)
星名: お前は宝石さ(マリアに)
安本: トキメキだよ
安本: 根負けだぁ(shrugging風に)
真山: アンタたちみたいなキレのないダンスをしにくる場所じゃないんだよ
柏木: びびってねぇし。逃げねぇし。
廣田: そこの坊やはカルピスがいいかい?


決闘場所、高速道路じゃなくてハイウェイじゃないの?と思ったけど、
舞台はブロードウェイではなく、恵比寿だったんですよね。
恵比寿公園、渋谷川の川原、首都高ガード下ってところかな。
そういえば王様が、Highway Starを高速道路の星~と直訳してたな。


2部の、どっちがキレのあるダンスか?対決でスネーク団の番の時、
階段に寄りかかっている裕乃さんのジャケットが手すりに
引っかかる、冷静にはずそうとする裕乃さん。


■2部の挨拶


ちゃんとすばらしく楽しくできたので、よかったなと思います。
演技の仕事がまたできたらいいなと思います。


廣田: ここを出すのはちょっとアレだったんですけど…(デコを指して)
真山: 台本見て無理~って(←またネガティブ発言)
千秋楽(1週間連続とかでの最終公演)を味わいたいとも。

安本: 瑞季とギュっとやったり、今までより仲良くなった


■永遠に中学生


間奏では、名前じゃなく、マリアでしたーと、役名を叫ぶ。

廣田さんの「ありがと」が「ありがとーー!!!」とシャウトしてて、
盛り上がった。


■どっちがキレがあるか?ダンスバトル


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えびぞり(スネーク)
一週間(マッハ)
ゴースト(スネーク)
走れ(マッハ+トニー)
売れエモ(スネーク)
ティシュ(マッハ+トニー)
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いつもの歌とはいえ、役になりきった男っぽいダンスに、パート
がそれぞれ違っていて、スタッフの呟きによると被りなしらしい。


松野さんの高音、裕乃さんの聞き違えるほど安定してきた美声、
柏木さんのキュートな「臨兵闘者皆陣烈在前んっ!」は、悶絶。
そして、真山さんのぁぃぁぃパートで萌えキャラは失笑?
自身でも照れ笑いしながらの熱演でした。
瑞季さんは上手の階段から対決を傍観。踊りたそうな感じ。
2部では、松野さんの「ダイアモンドっ!」が抜けたっぽい。


裕乃さんの主なソロ担当はこんな感じかな。


お腹から声を出しドレミファソラ~
そんなこんなのtuesday
水曜、演技の勉強します
あきらめられない夢があるから


お弁当ご馳走様ー


それどころじゃないわ
とてもやわらかくて
チクショー
見捨てないで


■おまけ


カーテンコールが終わった後、再び登場するメンバー。
杏野さんが、お知らせがあります、と言って、場内が沸きあがる。
2ndシングルが発売!
柏木さんが、NARUTO SD ロック・リーの青春フルパワー忍伝の
エンディングテーマに決まりました、と「忍伝」を探り探り発言。
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/lee/staff/index.html

真山: 明日発売の最強ジャンプをチェックしてください。
星名: この夏もエビ中から目を話さないで。


■後記


永遠に中学生を2部でやらなかったのは、なぜでしょうね。
バラシの時間の関係かな。
どうせ外すならイッショウトモダチの方がよかったと思うけど。
2部だけの人は役名が全然分からないだろうし。


鈴木裕乃さん、杏野なつさんは、女優志望とあって、
芝居は素晴らしく、すぐにでもドラマや映画で活躍できる感じ。

男の子役は無理があった廣田さんや星名さんはやや苦戦だった
かな。安本さん、真山さん、松野さんは、コメディ要素もいける。
瑞季さんは、マドンナというか、とにかくプリティでした。
柏木さんは素?(笑)


待ち時間含め、5時間くらい立っているのは本当に苦痛。
背が低い人は背伸びしたりしてかなり辛そうでしたね。
モニタがあるところか、イス席か、ステージがもう少し高い
場所でやれればいいですね。


スタ☆フェス時代の区立恵比寿南中とかでもいいから、フリー
トークでぐだぐだやるのもそれはそれでいいんですけど、少し
こういうのもやっていって欲しいですね。最近チーム分けして
交代で休憩してるから、少人数で何か出し物をする、みたいな。


掲示板やツイートで苦言を呈する人もいたけど、エビ中に本格
ミュージカルなんて期待するのはそもそも見当違いですし、
劇場の雰囲気とプロダンサーの素晴らしいマンボなど、
アクセントになったし、メンバーにもいい刺激になったと、
なによりエビ中らしい学芸会だったと思います。
接触がなかったから、それ目的の人は不満だったかもね。


最後に、これだけは言いたい。


2部の中央後方で私語や笑い声などで騒いで五月蝿かった人たち。
周囲の客の迷惑はもちろん、演者やスタッフにも失礼極まりない。
スタッフもちゃんと警告してください。
排他的と言われても、マナーや作法を軽視する人は来ないで欲しい。


What's INさん
http://www.musicnet.co.jp/whatsin/news/20008
ナタリーさん
http://natalie.mu/music/news/70543
hot expressさん
http://www.hotexpress.co.jp/news/120605_ebichu/


あと4/1赤坂BLITZの30個特典の集合写真が、ようやく参加者に
贈られました。

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