シール投票 | ぶきっちょさんのビギナー日記

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ピグ開始 1ヶ月後より始めた ぶきっちょさんと初心者の気持ちのわかるつぶやき日記

近頃、朝日新聞 毎日新聞 中日新聞 しんぶん赤旗 琉球新報などの
新聞の記事や社説を賑わせている「シール投票」

■「シール投票」って何?



このような投票ボードを人通りの多い場所に設置して、特定の事柄について
『賛成』『反対』『わからない』のいずれかに 通りかかる人に声をかけ、シールを渡して貼ってもらう投票のことです。


秘密保護法 賛成?反対?全国投票

秘密保護法 賛成?反対?全国投票 呼びかけ文

政府・与党は秋の臨時国会に特定秘密保護法案を提出し早期成立を図ろうとしています。同法案は外交、防衛等に関し外に漏れると国の安全保障に支障を来すと行政機関の長が判断すれば、「特定秘密」に指定することができ、それを漏らす行為はもちろん、それを知ろうとする行為も処罰の対象とされます。

秘密漏洩に対しては、すでに自衛隊法や国家公務員法にも罰則がありますが、格段の厳罰化が特徴です。特に問題とされているのは、「特定秘密」の規定が曖昧なため際限なく拡大解釈され、政府・行政が国民に知られては都合の悪いことの隠蔽に利用される恐れがあることです。

 また政府・与党が同法案の成立を急ぐ背景には、自衛隊と米軍の一体化が進むなか、アメリカが軍事機密の厳格な保護を迫っている事情があると言われています。

 国民は秘密保護法をどのように見ているでしょうか。そのことを市民の手で調べるために、私たちは全国各地で秘密保護法の賛否を問う街頭シール投票を実施することにしました。投票期間は10月19日(土)~11月9日(土)です。全国の投票結果は政府とすべての国会議員に届けます。

 秘密保護法は日本の将来にきわめて重大な影響を及ぼすものです。全国の多くの都市で秘密保護法街頭投票に取り組んでくださいますよう、呼びかけます。


    2013年10月17日


■【呼びかけ人】
事務局 野田 隆三郎 (岡山大学名誉教授)
[研究課題の研究分野]
代数学・幾何学、幾何学 数学一般 解析学 数学一般(含確率論・統計数学)

■議員、地方自治体首長(元も含む)
山本 太郎 (参議院議員、新党 今はひとり
大田 昌秀 (元社会民主党 参議院議員、沖縄県元知事)
稲嶺 進 (沖縄県名護市長)
上原 公子 (国立市前市長、マガジン9 条 発起人)

■翻訳家
池田 香代子

■教授(元も含む)
足立 昌勝 (関東学院大学名誉教授)
安斎 育郎 (立命館大学名誉教授、安斎科学・平和事務所 所長)
池住 義憲 (立教大学教授)
寺尾 光身(名工大名誉教授、名古屋三菱朝鮮 女性勤労挺身隊訴訟を支援する会  共同代表)
豊島 耕一(佐賀大学理工学部元教授、九条広告支援の会  事務局長)

■ジャーナリスト
山口 正紀 (元読売新聞記者)
西谷 文和
堤 未果

■弁護士
萩尾 健太(第二東京弁護士会所属、自由法曹団常任幹事)
中谷 雄二(愛知県弁護士会所属)
川口 創(愛知県弁護士会所属)
永嶋 靖久(大阪弁護士会所属)
毛利 正道(長野県弁護士会所属)

【MEMO】
野田隆三郎氏 これまでにも

「原発やめる?続ける?全国投票」
「憲法9条 守る?変える?全国投票」

を行っています。



『多くの人は秘密保護法のことを知りません。そのため、秘密保護法の簡単な説明を書いた補助ボードとちらしを使用してください。ちらしは投票に誘う際、渡してください。』と説明

その為に用意されたチラシと補助ボード

配られているチラシ

秘密保護法とは?


1 政府・行政が外に漏れてはいけないと判断したことを「特定機密」に指定して              隠すことができる

2 「特定機密」を漏らした人はもちろん、それを調べたり、知ろうとした人(新聞記者等)も重い処罰を受ける

3 政府・行政が国民に知られては困ること、例えば原発や自衛隊の活動に関する情報が隠される恐れがある

4 いま日米共同訓練が頻繁に行われるなど、自衛隊と米軍の一体化が進む中、アメリカは軍事機密が漏れることを恐れて日本側に秘密保護法の制定を求めている

説明補助ボードに書かれている文字



(ってことで本題(ぇえっ  )

「上記で書かれている秘密保護法については忘れて下さい。」

先ほど書いてあった通り「多くの人は秘密保護法について知りません」

そのため、反対する側が都合のいい言葉で書かれているのが、上記のものです。

(ということで【資料】をはっておきます。)

既にとでている案件ですが、まだ資料は残っておりました。


【資料】

■パブリックコメント:意見募集中案件詳細
「特定秘密の保護に関する法律案の概要」に対する意見募集について


案件番号 060130903 案の公示日 2013年09月03日
意見・情報受付開始日 2013年09月03日 意見・情報受付締切日 2013年09月17日

特定秘密の保護に関する法律案の概要(s06013090302.pdf) DL
[参考資料]特定秘密の保護に関する法律案の概要(m06013090303.pdf) DL


■第一八五回 閣第九号 特定秘密の保護に関する法律案
(2013/11/08現在 衆議院で審議中)
[HTML ] [PDF ]


(特定秘密保護に関する法律案も重要ですが)
今回の記事は、 『シール投票』について書きたいと思います。




(よく こんな投票結果を新聞に載せるなぁ…)


■野田 隆三郎(岡山大学名誉教授)、[研究課題の研究分野] 数学一般?

記事にした理由の1つがこれ。



『チラシ』と『説明補助ボード』に、秘密保護法に関して 断定的な文面で
『この法はこういうものだ』と提示しています。
資料を見た方であれば『おかしい』と気付くのですが、今回の場合

「多くの方は、秘密保護法について 知らないのです。」

断定的に書くことにより、『印象操作』をしています。

印象操作をした上、この方法は「都合のいい」状況が生まれるのです。



【情報的影響】
・「実際よくわからない」反面、「わからない」とはいいたくない。
・他者の意見を情報にし、正しくありたいと反応する。

【規範的影響】
・周りから見られている場所で、シールをはるので多数派でありたい。
・集団的な他者から 逸れないようにしたい。

「同調現象」が生まれてしまうのです。
(※同調に関しては、同調現象ソロモン・アッシュ (Solomon Eliot Asch)で検索)

これは、狙いなのか偶然なのか、『賛成?反対?全国投票』に書いてある情報を
基に画像を作成してみたのですが、文字が横書きの場合シールを左からはる方が
多いので、『わからない』を細くしたことにより 余計に賛成が少なく見える視覚的効果まで与えてしまっています。

※この同調に関しては、
NHK Eテレ すイエんさー 『どうして行列があると ついつい並んじゃうわけ~』
(2013.06.04放送)
でも実験をやっていました。

「数学にあかるい方がこの方式で 投票を行う。」ということは、
つまり 「こういうこと」なのでしょう(どういうこと?)

(私がもしも新聞記者ならば「恥ずかしくて」記事にはしたくないですね。)

【結果は?】

秘密保護法 賛成?反対? 
http://himith.exblog.jp/20573978/
原発やめる?続ける? http://genpt.exblog.jp/13493133/
憲法9条 守る?変える? http://qzthir.exblog.jp/20226430/  

(印象操作と同調された数値で表れてます。)

「意味のない 投票ですね」

【参考-同調について】

長いものには巻かれるべきか 多数派に従う「同調」の心理


■小学生を、巻き込まないで

今回記事を書いた もう1つの理由が これ。

断片的な情報を与えて、子供を巻き込むのは最低の行為。
一部で『小学生』を巻き込んで映像が作られていたり、『「秘密保護法」シール投票で6割反対~小学生もNO!』という記事を一部見受けられます。

良い面、悪い面を説明をして、なおかつ反対というのであれば それはそれでいいのですが、そのような感じではないので 小学生を利用する形はやめて欲しい。

私は「賛成の立場」ですが、おそらく「反対の立場」の方でも良識ある方なら不快に思っているはずです。

【特定秘密の保護に関する法律案の概要より抜粋】

■特定秘密の指定

①防衛に関する事項
②外交に関する事項
③外国の利益を図る目的で行われる安全脅威活動の防止に関する事項
④テロ活動防止に関する事項を具体的に限定列挙

■特定秘密の漏えい等に対する罰則

○ 次に掲げる者による故意又は過失による漏えいを処罰
特定秘密を取り扱うことを業務とする者(懲役10年以下)
公益上の必要により特定秘密の提供を受け、これを知得した者
(懲役5年以下)

○ 特定秘密の次に掲げる取得行為を処罰(懲役10年以下)
人を欺き、人に暴行を加え、又は脅迫する行為
財物の窃取
施設への侵入
不正アクセス行為
②~④以外の特定秘密の保有者の管理を侵害する行為

○ 上記の漏えい(故意に限る)と取得行為の未遂、共謀、教唆、煽動を処罰

■その他
○ 本法を拡張解釈して、国民の基本的人権を不当に侵害することがあってはならない旨規定



【特定秘密保護法案-政府が国民から募集した意見(パブリックコメント)】

異例の9万4000件

町村信孝元外相(自民党プロジェクトチーム座長)
「多くの人が心配しているのは分かった。ただ、賛成多数だった各種メディアの世論調査と違う結果で、一定の組織的コメントをする方々がいたと推測できる」


■『反対』77%
・『特定秘密の範囲が広範かつ不明確で指定が恣意的になるのではないか』
・『国民の知る権利や報道の自由が侵害される』

・秘密保全法パブコメ文例(コピペ可) 
http://nohimityu.exblog.jp/20725356/
・「特定秘密の保護に関する法律案」についての意見 - 自由法曹団
http://www.jlaf.jp/html/menu2/2013/20130917172828_5.pdf
・「秘密保全法案って?」(藤原紀香 オフィシャルブログ)
http://www.norika.ne.jp/cgi-bin/spdiary-j.cgi?id=7&file=201309


■『賛成』13%
・「安全保障のため秘密を守ることは必要」
・「スパイを取り締まれる状況にしてもらいたい」

『特定秘密の漏えい等に対する罰則』に関しては、⑤の特定秘密の範囲以外は問題ないし、特定秘密にされるほどの情報を、国民の知る権利というけれどそこまでの情報を知らなくても問題ない。恣意的になっても困るので、基準を設けて適正に運用されることは望みたい。
逆に気になるのは、マスコミが知る権利や報道の自由と騒いでいることに対して心配になる。(①~④を行い不正取得)

この罰則の要「不正取得した人にも罰則規定が設けられる

異常なほど論点のすり替えまでして「新聞各社が、騒ぐ理由がわからない」
(普通に取材する分には影響はないはず。)

(騒ぐということは?「はっ!」)





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しかし、パブコメ多かったなぁ…(しみじみ)
(コピペが何件あったか公表して欲しかったわぁニコニコ