明日は緩和ケア外来を受診予定です。
今回は私が気になっていることを治療していただく予定です。
自分の気持ちをなかなか表現できないことが、ずっと気になっていました。
私がもう少し、自分の気持ちを表現できていたらこんなことにならなかったのではないかと言う気がしています。
自分の気持ちに気がつかないこともあるし、気がついてもなかなか言えなくて・・・。
そうして、不安や不満がたまって、今回は主治医に怒り爆発というとんでもない結果になってしまいました。
そして、主治医に対する怒りや緩和の先生にもちょっぴり怒りがあります。
どうやったら怒りが収まるのか、収められるのか・・・。
教えて欲しいです。
緩和ケアの先生と話をしたら、怒りは違うところから来ていることもありますよと言われました。
自分では自分の怒りがどこから来ているのかなんとなく感じていることがあります。
全ての怒りの元ではありませんが、一部の怒りの元です。
それは、自分の気持ちをうまく表現できないこととつながっていました。
私はね、きっと主治医のことがうらやましいのです。
主治医の最後の診察のときに、先生は私に「怖い」とか「笑わない」とか思ったことを言い放ったし、思ったとおりの態度を示したと思っています。
でも、私はそんなことはできませんでした。
本当は、「先生が怖い」って言いたかったし、泣きたい気持ちだったんです。
だから、思ったとおりにした先生が許せないし、一方で私にできないことができる主治医がうらやましいのだと思います。
緩和の先生は、体の傷は目に見えるから手当てがしやすいけれど、怒りの気持ちはそこと思っても、違うところから来ていることだってありますって言われました。
でも、私は思い出していることがあります。
言いたいことが言える人をうらやましく思う自分が作り上げられた原因です。
こどもの時のできごとがそうしているのではないかと思っています。
私は、こどものころ見かけが人と違っていました。
だから、知らない人にからかわれたりすることがよくありました。
でも、からかわれていやな気持ちをどうしても両親に言うことができませんでした。
話したら親が悲しみそうで、怖かったんですよね。
働くようになって自分のお金で手術を受けました。
手術を受けたのは、乳がんの手術を受けたのと同じ病院でした。
緩和ケアの先生には、思い出したことは話していないのですが、何か思い出したのですねと言われ、治療をしたければできますと言われました。
治療には時間もかかるし、とても疲れるけれど治療したいのか確認されました。
私は治療して、自分の気持ちを言えるようになったら、新たな悪い出来事は起こらなくなるような気がしています。
だから、治療したからと言って今の状況が良くなるとは思わないけれど、いい方向に少しは進むし、予防になると思っているので治療をしたいと思います。
ひょっとしたら、これは原因ではないかもしれませんが、そのときは構いません。
少なくとも心にひっかかていることではあるので、そろそろすっきりしていいのかなと思います。
乳がんになって胸を失ったときに、手術で外見を変えたことの罰が当たったと思いました。
こんなこと考えるのっておかしいですよね。
もう少し、自分を肯定的に捉えることも大事なのかなと言う気がしています。
先生の力を借りて、自分を大切にできるようになりたいなと思います。
明日は少し緊張しますが、先生を信じて頑張ってこようと思います。