週末に出かけたもう一つのイベントが、国立がん研究センター創立50周年イベントでした。

こちらが、最初の目的でした。


このイベントは大満足でした。

癌についての基本的な知識、治療、生活に関すること、たくさんの情報があって、とても贅沢な企画でした。

一度にこんなにたくさんの情報を得ることができるなんて、勿体ないと思ったくらいです。


11時からイベント開始だったので、午後1時半にスタートする講演までに展示物を見ようと思ったら、とても時間が足りませんでした。

あえなく、1つの講演は諦めて、ゆっくり展示物を見て回りました。


まずは、病院ロビーに置いてあったカード状の生活に関する情報に感激でした。

食欲がない時、口内炎で困っている時など、とても身近な困りごとに対する簡単なアドバイスがまとめてありました。

もらってもいいと言うことでしたので、しっかり、いただいてきました。

ちょっと聞こうと思ってもなかなか聞けないことが、こんな風に患者さんに情報されているなんていいなあ。


展示コーナーはまず、食に関するところに行きました。

食欲がない時のカロリー補助する飲料食品は見かけると思いますが、口内炎などで硬いものが食べられない時ように、とても柔らかい食品が開発されていました。

すでに市販されているとのことで、実際に筑前煮を試食しましたが、見た目は普通のものと同じなのに、驚くほど柔らかかったです。

このほか、水分にとろみをつけるものやゼリーの紹介がされていました。


どれも、試食ができました。

実際に参加すると、実物を手にすることができるのがいいですね。


口腔ケアという点からは、歯ブラシ、口腔の乾燥に対する対策について、説明がありました。ここでも、歯ブラシや、ガム、レンタルリンスの試供品をいただきました。


まだまだ、続きますが、今日はこの辺で。


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先日、このイベントの大腸がん検診の話を聞きながらきらっと来たと書きました。

あれから、どうしてキラッと来たのかなあと気になっていました。


ちょっとわかったこと。

私は、最近は自分の思いが先生に伝わらないことにばかりずっと気になっていました。

でも、思い出しました。

最初は、自分が勧めていた検診のことが、住民の皆様にちゃんと伝わっていなかったということにもショックを感じていました。


だから、検診を勧める立場でも患者でも両方で、うまくいかなくなってしまっていたのですね。

大腸がん検診のコーナーの工夫は、こんな伝え方もあると具体例を私に示してくれたから、キラッてきたのかなあって思います。