年末になりましたね!

クリスマスクリスマスツリーやお正月門松
これからイベントたくさんです。



しかし、
化学物質過敏症の方にとっては、
なかなか友人や親戚の集まりには行けず、
ワイワイガヤガヤとはいけないイベント大泣きうさぎ




でも、
そんな化学物質過敏症患者に、年末正月に会いたい♬と言ってくれる人も、いてくれるんですとびだすピスケ2




その場合、
来てくださる方々には、細かい対応をお願いすることになりますよね。




微量にも、色々なものに反応して体調悪くなるのが、化学物質過敏症。

しかも、過敏度や症状は個別性が高いのも特徴です。





一般的に、気をつけてもらうことや苦手なものを大まかに簡単に書いてあるパンフレットしかなく、細やかな対策を書いた書籍もありません。




あの人もこうだったから、この人も同じ!という対応ではないのです。



☆☆☆☆



この一年の間‥


『会いたいから、対応策を教えて欲しい!』と聞いてくれて、協力してくれた友人がいてくれたことで大泣きうさぎ

我が家でゆっくり女子会という夢も、今年は叶うことができました。
(完璧カナヘイきらきら無臭!!とまではいかない友人もいましたがやる気なしピスケ




そして、
化学物質過敏症で、医療や在宅サービスを受けることが困難な患者さんたちが、少しずつ増えている状況も知りました。




化学物質過敏症患者の中には、
医療や介護職の方の援助を受けたいのに、職員に付着してある香料や薬品臭で体調が悪くなるため、受けられない方がいらっしゃいます。




医療従事者、福祉関係者にもまだまだ無知な化学物質過敏症です。



 私が入院中には、理解と協力にかなりの精神力使いました。
医療者の中には、軽率な医療従事者もいたのが悲しかった‥。





発症前まで医療従事者とし働いていた私。


化学物質過敏症を発症し、
辛い体験を経験中の中、
化学物質過敏症に対する理解や対策も、
社会にまだまだ浸透していない現実を実感しています。






今、そんな私が出来ること、願うことは‥






増え続ける
化学物質過敏症患者の思いや対応策を伝えて、より多くの人に知っていただくことだと思っています!









という訳で‥






今回から、
私個人としての対応も多くなりますが、
まずは、家族や友人知人にお願いしてある、細かい対応策を少しずて書きたいと思いますパー




細かく、長くなりますので、
少しずつ投稿していきますね!




屋内と屋外でも、対策は多少異なりますが、
屋内で会う場合を基準に、書いていこうと思います。






では、まずは、


衣類からスーツ





衣類は、下着に至るものまで無香料のせんたく石鹸洗剤で洗う。


※会う約束の日程の、1ヶ月前から何日も何十回も洗濯して干してもらった衣類。
合成洗剤や柔軟剤の香りは、なかなか落ちません。洗って風通しのよい場所に干してもらいます。





★自分が大丈夫な、せんたく石鹸を、あらかじめ指定。

※洗剤の種類や、売っている店が分からない方が結構いらっしゃるので、自分自身が大丈夫な洗濯石鹸を指定してあげ、お店を教えてあげると良いです。


もしくは、一回目は購入して渡すという方法も、快く洗剤を変えてもらいやすかったですニヤリ

※私の場合は、天然精油が入った石鹸洗剤は、乾くと大丈夫なものがあります。
あくまで、『乾く』となので私自身は使用できません。

天然精油がダメな化学物質過敏症の方も多いので、注意です!!


石鹸臭も苦手な方も多いです
重曹やセスキ炭酸ソーダ洗いや、患者さん自身の大丈夫な洗剤を教えてあげると良いと思います。

※塩素系漂白剤や、柔軟剤は使用しない。
酸素系漂白剤やクエン酸の使用方法を教えましたよ♬





★ドライクリーニングしたものは、風通しの良い場所に、数日つるしておく。


※デリケート素材も多いので、日が当たる場所に干すのことは、生地を傷めるの可能性もあるで、屋外なら陰のある風通しの良い場所でお願いしています。


※有機溶剤を使用したドライクリーニング衣類は全て捨てた!って人も多いくらい、石油系の匂いがかなりキツいです!

 どうしても家で洗えない衣類は、有機溶剤使わずクリーニングしてくれる店に預ける方もいらっしゃいます。

が、一般の方にそこまではお願い出来ないので‥。





★防虫剤入りのタンスから出したもの

洗えるものは、上記同内容で洗濯してもらう。

自宅で洗えないものは、1ヶ月ほど前からタンスから出して、干しておく。

(私の着物は、ひと月半くらい屋内に吊るしておくと、樟脳臭さは無くなっていました!)

※無香料、香料有関係ありません。殺虫、防虫薬品を揮発してもらうことが大事です。




★干す場所について

芳香剤、線香の影響が少ない場所が望ましいです。

干しておいた場所が香料まみれだと、衣類に匂いが新たに付着する可能性が高いです。

毎日着るコートやジャケット類は、会う前日にでも風通しの良い場所に干していただく。

※有機溶剤や香料は、日光のあたる場所に干すと、陰干しより早く揮発してくれます。
が、生地によりますので、訪問者の衣類を傷めるのような対応の提案はやめたほうがいいです。




★業者、医療福祉関係者など(考案)


ユニホーム着用にて働かれている関係者の方が化学物質過敏症の方に会う場合(自宅入室)は、あらかじめ、せんたく石鹸で洗っていただいた服を持参してもらい、着替えていただく。
※洗剤の種類は個別対応



 ユニホームは色々な香料や薬品などの付着が多いので、着替えていただく方が安全です。




★上記対応でも、どうしても匂いが気になる場合は、患者側で用意した衣類に、着替えてもらう。


最終手段です!!
けれど、正解ではなく、むしろ危険な場合あり。


訪問者に残存した匂いが、用意した衣類に付着して、何度も洗濯し直した経験がありますショック


無理な場合は、正直に話して、入室面会をお断りすることも大事です!




注)タバコを吸われる方は入室は遠慮していただいてます。
訪問当日は、美容室、ドラッグストア、喫煙者が多い場所、ファミレスなどのレストランへは出向かずに、訪問していただいていますカナヘイ花




☆☆☆☆☆



上記は、あくまで私の場合です!

色々な化学物質過敏症の方から教えいただいた方法に、私の敏感度に合わせて補足しています。
かなりオリジナルです!




また、訪問者の生活環境にも差がありますので、洗濯や干す期間も異なってきます。


喫煙者がいるか、
柔軟剤や香水が好きな人か、
そうでないかにより、付着した匂いの除去具合は変わります。



私の場合、
今回の対応では足りなかったから、次はこれもお願いしよう!
と、足し算しながら対応策を増やしていった感じです。





症状や過敏度は個別性が高いので、
化学物質過敏症の知人に会う機会のある方は、その方とよくお話しをしながらオーダーメイドの対応をお願いいたしますね♬。






そして、





対応策をお願いする前に、
化学物質過敏症を知っていただくことも大切です!




私の場合は、
化学物質過敏症支援センターからPDFで取得できるパンフレットをコピーしたものと、個人の症状を書いた用紙を自力で作成して、お渡しして話しました。

{3119D5AA-F821-41ED-8668-FBDA9D8A0FD5}




{BDBEB89C-DB25-45B1-865D-C5C8F6DB5E43}

{04B6DF90-3E02-476F-8F92-68323AA5B3CA}

写真は、
最近頂いた、イラスト付きのリーフレット♬
誰にも見やすく、分かりやすそう!

今後、活躍してみようと思います!


お問い合わせは、
『あっぷるんるんくらぶ』まで。




☆☆☆☆


次回は、お肌に付けるもの
化粧品などを書く予定です!


途中、時々日常blogも載せます(笑)




他の化学物質過敏症の方で、
『私はこうしてる』『こんな方法あるよ♬』など個々の対応策、補足ありましたら、是非コメントお願いします♬




長々とお読みいただき、ありがとうございましたカナヘイうさぎ