日曜日に東御市の海野宿に行ってきました。
出し桁の納まりと雰囲気を確認したかったのですが、チビ達も一緒だったので落ち着いて観る事が出来ませんでした。
出し桁は格子と並んで宿場町の表情となっておりますが、住宅の2階のベランダを出桁で出すのも良いのではないでしょうか。
よく、1階の和室の上にベランダを配置する間取りを見たりしますが、ベランダは外部ですので、雨や雪が吹き込んだりします。
防水が切れてしまえば、雨漏りの原因となりますので、ベランダは1階部分よりも外側に出ているべきと考えます。
その上でベランダ部分にもしっかり屋根をかけてあげる様にするには出し桁が良い様に思います。
出し桁でベランダを覆う軒を出せば1階部分からの軒の出も深く取れます。
そんな事を考えて宿場の端まで行きました。
"さあ帰るぞ”と言ったらオチビチャンに”どっか行くんじゃないの”と聞かれてしまいました。
そりゃ、あなたたちにしてみれば、ただ歩道を歩いただけですから無理もありません。
海野宿は歩道と車道の間に水路が流れており、水路におりる石段が所々にあるのですが、チビ達はそこに隠れて遊びながら帰りました。
下のチビッチョはズボンが泥だらけになってしまいました。
出し桁:外壁面より外に出した桁の事