11月7~8日 建設常任委員会行政視察で、宮城県石巻市、仙台市、名取市を訪れました。
石巻市では、「石巻市復興整備計画について」説明を受けました。
副市長のご挨拶に、東日本大震災発災から2年8か月、「守りばかりだったのが、時々打席に立てるようになった感じです」という言葉がありました。やっと、被災地から、復興に向かい始めたのでは…と感じることができました。
市全域の復興整備計画を策定し、災害に強いまちづくりを進めるため、海岸防潮堤のほか、防災機能を有する高盛土道路や防潮林の整備など、災害を最小限にとどめる「減災」の取り組みを進めています。
また、防災集団移転促進事業、土地区画整理事業や災害公営住宅整備事業等の実施により、生活再建のための住環境の整備を進めています。
枚方市は、東日本大震災で被災した自治体を支援するため、職員を派遣しています。
今年4月から、国民健康保険課職員のSさんが自ら手を挙げ、1年間石巻市に派遣されています。
そのSさんにもお会いすることができました。
2011年6月に民主党大阪府連男女共同参画委員会として訪ねています。
その時は、被害の大きさに直面し、本当に何をどうすればいいのか…言葉がなかったです。
日和山からの風景は、何もないままではありますが、家のあった跡などは片づけられていて、雑草が生えています。
石巻市街地の復興整備計画は、多額の予算が必要で、また人材も多く必要です。それだけ被害が大きいことを物語っていると思います。
市役所でお話を聴いた後は、まちの中を案内していただきました。そのガイドさんも、ご自分のクリーニング工場を失っておられます。様々な背景がありながら、新たなまちづくりに希望を見出されている様子を知ることができました。
以下写真で…