野本由美子です。
先日、父の三回忌がありました。
去年のお正月、急に父が亡くなって、
私はずっと泣けずにいた。
泣かないでいることで、父の不在を否定してた。
冗談が好きな人だったから、
きっとどこかに隠れてるに違いない。
そうやって、現実から目を背けていた。
(在りし日の父の姿。理容師をしていました。切られているのは、むすめです)
だけど、三回忌の法要が終わって、
東京へ帰る車の中で、涙が止まらなくなった。
ああ、もう本当に父はいないんだって、観念したんだとおもう。
そうしたら、
いっぱいいっぱい父に愛されていたことに気づいた。
それから、
私が、親離れできていなかったことも。
相当なファザコンであることは自覚してたけど笑
いつもどこかで、自分の人生に責任を取ることから逃げていた。
誰かに決めてほしい
いつもどこか本気じゃなくて、逃げ腰だった。
なにをするにも保険をかけていた。
「ほんとうはこうしたい」があるのに、いい子でいるほうを選んでた。
お父さんに、私の人生をなんとかしてほしいって思ってたんだ!!!
そんな自分に気づいて、
私はやっと、自分の父性を取り戻した。
誰かに決めてもらうんじゃなく、
私が人生の舵を取る。
自分で選んだことに、自分で責任を取る。
星読み的な視点でいうと、
自分の「土星」を生きるってこと。
土星は、「父の目」。
土星を使えるようになると、
いわゆる一般常識にふりまわされなくなって、
自分だけの道を進めるようになる。
人生の落とし所が明確になって、
そこに向かって、まっすぐ自分の資質を使えるようになる。
自分の土星が腑に落ちたら、
毎日が、ただ呼吸しているみたいに、楽に動けるようになった。
なにかあっても、私ならなんとかできるし、
なんとかするでしょ♪ってね。
なんとまあ単純なんでしょう笑
でもね、人が変わるときって、そんなものです。
コップの水が、最後の1滴で、一気にあふれるように。
急に、見える世界が変わってる。
自分の人生を、自分が生きようって意図を持ったら、
ちゃーんと、そういうふうに進んでいく。
自分の星は、誰かに任せるんじゃなくって、自分で使って。
自分で自分を幸せにしてあげようね♪