続けて更新
デイビス役のジェイク・ギレンホールは、こういう、
こちらも昨日観てきた作品。
『雨の日は君に会えない、晴れた日は君を想う』。
交通事故で妻を亡くしたデイビス。
けれど涙も出ない彼は、ふと、
妻のことをよく知らなかったことに気づく。
あまりにも無関心だったデイビスは、
義父からの「物を修理するためには一度分解するんだ」
というアドバイスを基に、自分の感情と向き合うため、
身の回りのものを壊し始める。
破壊と再生の物語。
デイビス役のジェイク・ギレンホールは、こういう、
「自分でもおかしいとわかってる」表情がとても上手い…!
でもデイビスは、違和感はありつつも、
努力してみようと思っても、「普通」になれない。
だから人とちょっと違うかもしれないけど、
突飛な方法(破壊)で自分の気持ちを再確認していくのですね…。
まぁでもまだデイビスはいいとして、
女性陣2人が「おいおい!」って人達だった感は否めませんw
ネタバレになっちゃうから言えないけど、
亡くなった奥さんも……だったしなぁ
でもそれも、
デイビスがこんな性格じゃなければ無かったことなのかな?
そう考えると色々切ない作品ではあります。
デイビスのバディのように仲良くなっていく少年・クリスを
演じていた、ジュダ・ルイスくんのお芝居がとてもよかったです
あの時期にしか出ない中性的な色気(キャラクター的にもそんな感じ)、
賢さ、そういったものがあふれていました
私が観た回は満席で、
終わった時には隣の男性が涙ぐんでいたようですが…
もしかしたら男性の方が響くのかな??
邦題のイメージを期待して行くと「??」ってなるかもなので、
原題『DEMOLITION』(破壊)のイメージで観てほしい作品です