こんばんはです
昨日は『グリーンルーム』観てきましたよー
この扉を開けると…
はい損壊ィ!!!
凝ってます
パット率いるパンクバンド エイント・ライツは、
ツアーのためにガソリンを盗むほどの極貧バンド。
久々にライブハウスでの公演にこぎつけ、
出番を終え楽屋に戻ると、そこには死体が転がっていた。
逃げ出そうとするパット達だったが、
従業員に楽屋に閉じ込められてしまう。
なんとこのライブハウスは、ネオナチの巣窟だったのだ。
抹殺しに掛かるネオナチ軍を相手に、
パット達はどうにか知恵を絞り脱出を試みる…。
去年コミコンに行った時に、アントン出てるし!と
前売り券を買っていたのですが、
こんなに話題作になるとは…!
スリラーではあるものの、人体損壊も程よくあって、
ネオナチ軍の非道さがわかりやすく、
パット達が如何に無力かという力の差もわかりやすい。
しかもね、ネオナチ軍のやり方が練られているんですよ…。
パット達の仲間割れに見せかけるために、銃弾は1発以上使わない
とか徹底していて、代わりに使う手がいやらしいの
アントンが演じるパットは本当に普通の、
どっちかというと優柔不断な男の子で、だからこそ
最初にあんな目に遭うというね
立ち向かっていく内に強くはなるんだけど、
ナイーブ(フランス語の良い意味と悪い意味で)な
感じは最後まで通してある。
ああいう繊細な感じは、やっぱりアントンらしい
新宿シネマカリテさんでは、展示も
はい損壊ィ!!!
凝ってます
去年6月に亡くなったアントン。
本作は15年の公開なので、
遺作としては『スター・トレックBEYOND』(16)なのだけど、
日本公開される彼の作品としてはこれが最後なので。
寂しくもありますね…。
彼のハスキーボイスの
「キャプテン!」
が聴きたくなりました。