スタバもワタミも変わるのか? | 学びながら呑みログ

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呑みネタ 2014年4月8日 スタバもワタミも変わるのか?

居酒屋チェーンのワタミが先ごろ、今年度中に全店舗約640店の約1割に当たる60店舗を閉鎖すると発表しました。各方面から労働環境が過酷な「ブラック企業」と名指しされることが多いワタミですが、店舗の閉鎖で余った社員を近隣の店舗に振り分けることで、1店舗当たりの従業員を増やし、労働環境を改善しようというのが目的のようです。なぜいきなりワタミのこのニュースをご紹介したかといいますと、昨今の積極的な出店攻勢がたたり、外食産業では労働力不足が顕在化。その影響をモロかぶりして苦戦する居酒屋業界を象徴する事例だったからです。そのうえ最近では、ファミリーレストランやスペインバルのような場所で軽く一杯飲んで帰宅するサラリーマンやOLが急増。居酒屋はますます苦境に立っているといいます。そんな日本の居酒屋業界にさらなる大打撃を与えそうなニュースが米国で報じられました。

スターバックスが、ワインとビールの提供を拡大。全米の約11500店のうち、本社のあるシアトルなどの計26店で酒類の試験販売を行っていたが、数年後に数千店規模に増やす。

「夕方以降も顧客が集い、互いがくつろげる新たな機会の創出を求めるわれわれにとって(酒類販売という)このコンセプトは自然な形での前進である」

全世界で約20000店展開のスタバは、1971年にシアトルで開店。小さなコーヒー焙煎会社で始まったが、エスプレッソバーが成功。全米で人気となった。1996年に全米で1000店。そして日本など、全世界に展開を拡大。

だが、2007年に原料の高騰で販売価格を値上。マクドナルドが上質のコーヒーを安価で出すようになって苦戦を強いられた。不採算店の閉店などの整理を始めたが、2008年に初の赤字決算となった。その後の試行錯誤の末に、酒類販売を始めた。

アメリカでは、ハンバーガーショップでビールも売っている。世論の反対も押し切って酒類販売を行うのは客単価アップのため。コーヒーやバーガーだけでは飲食業はやっていけない。

米国以外で酒類販売は考えてないと発表。だが、日本も状況によってどうなるかはわからない。

http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/140403/wec14040313150004-n1.htm

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もし、スタバでビールやワインが呑めるようになったら、どうなるか。居酒屋の経営者の資質が問われる。

でわ。

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