map_on89のブログ

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えーと、生きていますよ。

Amebaでブログを始めよう!

Amazonはいまや本だけでは無く、殆どのジャンルの商品が買えます。

個人的には電化製品や普通のスーパーでは並ばないような食料品を

買ったりします。送料無料なのはありがたいですし、結構お得です。


とはいえ、今回「失敗した!」と思った買い物は「白味噌」でした。

到着して開封したら、見事に赤変していて真っ赤なお味噌にorz


特に白味噌は賞味期限内・未開封であっても、保管温度が高いと

あっという間に赤くなってしまうのですよね・・・

常温保存、開封後冷蔵庫保管がメーカー指定なので

Amazonに非があるわけではないので悩むのですが、

さすがにこれはないな。と。

(きちんと分かっている販売店では冷蔵ケースで販売しています)


別に赤くなっても味が変わる訳でも腐っているわけでもないのですが、

それでは何のために「白味噌」を買ったのか意味が分からなくなりますし、

醸造元様的にも不本意でしょう。(ちなみに白醤油も保管次第で黒くなります)


Amazonの返品は結構理解あるので問題なく返品できますけど、

結局その味噌はメーカー返品になるのだろうなと思うと、

理解無き小売りに販売委託するデメリットについても考えてしまいますよね。


ちなみに賞味期限も残り2ヶ月半。味噌は半年なのでスーパーなら

2/3ルールで返品です。※私は2/3ルール反対なのでこれはこれで

良いのですが、以前買ったカップラーメンのように1ヶ月未満だと

さすがに困るかもしれませんね。善し悪しです。


別のメーカーの白味噌はきっちり色が変化せず真っ白だったので

もしかしたら仕入れ日が真夏だったのも良くなかったのかもしれません。

Amazonにはその辺のノウハウはないでしょうしねぇ。


ちなみに白味噌の赤変現象について参考まで。

http://www.fujijin.co.jp/faq/?catid=1&sort=sortnoA

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1173241446

http://okwave.jp/qa/q1751934.html


熟成していて旨そうですけど、白味噌にするためにわざわざ仕込み方法を

変えている(赤味噌と違って、大豆を煮ているので赤味噌の方が旨味が強い)

→白色を重視するために白味噌を使っているのに、それが赤くなっては

赤味噌買った方が幸せに・・・


真面目に呟いてしまった。

久しぶりにラーメンの話でも。

良く「素材にこだわる」という話を聞きます。

でも、個人的な意見で言えば「素材の前に、料理人の腕が左右する」

当たり前の話ですが、いくら比内地鶏をつかったり利尻昆布やら

宗田厚削を使っても、腕が悪けりゃ不味くなります。

逆に言えば、妥協できない部分以外は何を使っても、旨いモノは

できるわけです。


例えば、醤油。

某蔵の醤油は木桶天然職人手造りと宣伝しています。

これは本当にそうです。だからこいくち生揚げやたまり醤油は実際に

工業製品のソレ(悪い意味で言っていないですよ、価格を考えれば

メチャクチャ高品質でありながら安価なのは事実です)より美味いと

思いますし、手間ひま&コストがかかっているのは事実です。

ただ、その蔵が高級品ばかり造っているかといえば、それでは商売に

ならないのも事実。


いわゆる安価な醤油もあります。

たとえば、某蔵の淡口醤油のラベルをみると

「大豆・小麦・アミノ酸液・食塩・ビタミンB1」とあります。

いわゆる本格的な淡口醤油ですと、甘酒を加えてアミノ酸なんぞ

まったく使いません。というか、邪道とすらいうでしょう。

でも、それでは結構なお値段になるのでアミノ酸液を加えます。

ちなみにアミノ酸液っていうと添加物&化学物質を想像するかと

思いますがまったく違います。


・・・どうも自然食品派の人は勘違いさんが多くて困ります。

国民全員がいわゆる自然食品だけを食べようとしたら、都市は

成り立たない(食と職と住の距離が近くないと無理)し、コスト的に

維持できません。少なくとも19世紀よりも20世紀よりも安全になって

いるのだけど、懐疑派というか謀略感を持っているようで困ります。


あ、話がずれました。


なんちゃって淡口醤油の話に戻ると、作り方としては簡単です。

醤油生揚げを食塩水とアミノ酸液で割って、薄い色とコクをだす。


でも、そういう淡口醤油を使っても美味いものを作れるのよ。

すくなくとも数件知ってます。

これって、ラーメンに限らず飯屋さん全般に言えると思うよ。


要は「口上だけを信用するな」ということ。

実際に謳っている食材を使っていない店だってある可能性もあるし。

信用できるのは自分の舌だけです。


もし、大した材料でなくても美味かったらそれでいいじゃんね?

逆に言えば、それだけ安価でアリながら良い食材と料理人に

恵まれているのが日本なのよ。


美味しんぼ信者ほど救いがたい馬鹿はいないということだよ。