「ASB―Negicco×清 竜人25―」 次はNegicco。 | 計画をねりねり・・・・・・。

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思いつくままにオッサンが、Negicco、WHY@DOLL(ほわどる)を筆頭とする音楽、そして映画や読書のことなどをゴチャゴチャと。

「ASB―Negicco×清 竜人25―」

4月28日 (火) 渋谷 club asia 18:30開場 19:30開演


     


清 竜人25、ライブは40分ほどで終演。

オーディエンスの若干の入れ替えがあり、それに伴い自分も自然と少しだけ前方に。


その15分ほどのちの20時25分、Negiccoの3人がステージに。

3人が定位置につくと、

さきほどまでの賑やかで色彩にあふれたステージとは好対照、

清新でシンプルな空気がステージ上に満たされた。

1曲目、「BLUE, GREEN, RED AND GONE」

これのイントロで驚かされた。

低音が響きまくりフロアの床にまでそれが伝導し、

スタンディングしている自分の足元が震えているように感じるのだ。

この曲の持つ効果を自分ははじめて体験した。

新鮮な味わいだった。

そののち、「Space Nekojaracy 」 でも同様なことが発生し、

この楽曲が持つ潜在力が顕著になったのだった。


その後は、ニューアルバムからの楽曲の連打。

「清 竜人25」 との2バンドのライブということでのセットリストだったのだろうか、

アーバンなアダルトな雰囲気が濃厚で、

Negiccoの楽曲が持つ魅力の多様性を堪能した。


その雰囲気も、MCとなったとたんにホッコリとなるのもNegiccoで、

MCの最初の最初、これからというときに、

「ガンっ!」 という一音とともに、「あっ!」

ぽんちゃがマイクを自分の歯に当ててしまったのだ。

ぽんちゃ、思わず苦笑い。

ぼくらはもちろん、大笑い。


Nao☆ちゃんもMCが終わったと思い、

「では次の曲、聴いてください。『クリームソーダ・・・・・・』」 「あっ!、スミマセン」

ということで、ツアーファイナル新潟県民会館という、重要な告知を言い忘れていたのを思い出して、

MCに戻るのだった。

そんなNao☆ちゃん、ライブ中は目尻の下がったホニャッとトロケた笑顔がさかんに見られ、

そんなNao☆ちゃんを見ていると、

もちろんこちらも和んできてしまうのだった。


かえぽ、福岡ライブを急病のために欠席してしまって以来、

自分にとってははじめてのライブで、

どんな感じなのかちょっと心配していたのだけれど、そんな心配は杞憂にすぎず、

ヴォイスは伸びやかだし、ダンスのキレもいい。

そんなかえぽ、かえぽサイドの立ち位置になる経験が少ないため、

普段がどうなのかはちょっと不明なのだが、

観客、とくに自分が立っているほうを凝視することを頻発、それも瞬きもせずに。

その瞳の魅力にクラクラしそうになるし、

その瞳の奥に宿っている意志の頑強さ、忍耐力の強さがうかがい知れ、

それがあるからこそ、いまのかえぽが存在しているのだとあらためて思い至る。


曲数は少なめだったけれど、実に安定感のあるライブだった。



       【セットリスト】

  1.BLUE, GREEN, RED AND GONE

  2.パジャマ・パーティー・ナイト

  3.クリームソーダLove

  4.1000%の片想い

  5.Space Nekojaracy

  6.自由に

  7.さよならMusic

  (EN)光のシュプール


ただちょっと残念だったのは、

期待していたNegicco×清 竜人25による化学反応が、

ほとんど見られない、感じられないことだった。

MCでぽんちゃが 「清 竜人25、すっごく楽しみだったっ!」 と言ったのと、

6曲目の 「自由に」 で、

3人がそれぞれ 「自由にっ」 と歌うところで、

かえぽが 「竜人っ!」 と言い換えてくれたことくらい。

今回のライブのツボは、かえぽのここだった。


対バンだと、アーティスト同士で一緒に撮影した画像がtwitterやブログにUPされたりするのだけれど、

両方のメンバーのいずれにも、そんな画像は一切、見当たらなかった。

Nao☆ちゃんがtwitterで、

「清竜人25さんとのツーマンどきどきしました!!」 と、つぶやいていたのと、

ぽんちゃが、

「第3夫人の清亜美ちゃん、めっちゃタイプです」と、つぶやいていた程度

(ぽんちゃと自分の好みが合致したのは、まったく単純にうれしいのだが)。

「清 竜人25」、

終演後はサッサと帰ってしまったのだろうか?

旦那様である竜人くん、性格的にはそんな感じか。

女の子同士でベタベタされたりするのは、

男性にとってはいささかめんどくさいものがあるから、致し方ないか。