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USBシリアル変換チップ達を紹介

前回の記事(http://ameblo.jp/noiseman-blog/entry-12323942606.html)で、USBシリアル変換用のケーブルをアマゾンで何本か見る中で、そこで使われている半導体に注目してみた。この手の変換ケーブルでは何処製のチップが使われているかが明暗を分けるというコメントがあり、なかなか興味深い。使われているチップと、それを使った商品、そして簡単だが自分の偏見も交えてコメントを書いてみたい。

FT232RL
メーカーはFTDI。定番にして、シェアナンバーワン。ブランド力があるので価格も高くなりがちなんだろうと思っていたら、上記リンク先の商品のように基板剥き出しのものはそれほど高くなかった。ケーブルがきちんとついているかどうかが200円レベルと1000円超の分かれ目っぽい。僕のようにラズパイにつけるくらいなら生基板に生ジャンパワイヤーでもいいけど、仕事としてやってる人からすれば、ケーブル必要だし、ケーブルつける手間を考えると1000円くらいの方を選ぶよなーと納得した。

PL2303HX
https://www.amazon.co.jp/dp/B00K7YYFNM/ref=cm_sw_r_cp_awdb_eHD9zb593TWX7
Prolifics製。初めて名を聞くメーカーだが、ここがどうやら、No.2っぽい。ただ弱小メーカー故なのか、Windows8以降が非対応。Windows10でも使ってる人はおり、使えないことは無いが、公式サポートはされていない。

CP2102
シリコンラボ製。筆者が買った奴。中堅のメーカーなので、ホームページはしっかりしてるし、Windows10にも対応してるし、無難なんじゃないか?って思ってる。

CH340
中国メーカー製。名前はよく分からない。クリスタルが外付けなので、モジュールが他とは違ってちょっとかっこいい。レビューはみんなおっかなびっくりで買っているが、意外に高評価。Windows10にも対応しているらしい。中国強し。ラズパイではなく、arduinoで使ってる人が多い印象。理由は分からん。

まだまだ探せば他にもあるが、一個数百円なので、網羅的に試験していってみるのも面白いかも知れない。

ラズパイを最小構成で動かす環境

ラズパイを動かす為に、前回はVGAディスプレイをHDMI変換ケーブルを使って接続した。しかし、もっと手軽に動かす方法がある。それがノートPCからのシリアル接続。これを使えばラズパイにディスプレイを接続する必要がなくなる。ディスプレイって場所と電源を使うので、繋ぐのが結構手間なんですよね。

シリアル接続のやり方は例えば下記のページが分かりやすい。
しかし、このページで紹介されている、USBシリアル変換ケーブル、ちょっとだけ高い。今の秋月通商の価格を見ると、1950円。しかも、そのままだとピン配置がラズパイと合わない為、オスーメスのジャンパーワイヤーが必要だ。例えば、こういうの。
10本入りで220円なので高くはないが、面倒だ。しかも秋月通商だから、こんな少額の注文でも配送料がかかってなんか悔しい。

なんか無いかな〜と思って見つけたのが、下記の製品。
328円でジャンパーワイヤー付きと秋月通商のものと比べてかなりお買い得。USBシリアル変換用の半導体では秋月通商の製品に載っているFTDIがものすごく有名なんですが、こっちに載ってるのはシリコンラボ製。ただ、シリコンラボも無名のメーカーでは無い。結構耳にするメーカーの1つだ。また、ドライバはWindows10向けもリリースされているので、僕のノートPCでも使えそう。ということで、ポチりました。

次回、実機での動作を報告予定!

Raspberry Pi起動!

買ってから長らく放置していたRaspberry Pi(ラズパイ)を起動した。ここまで来るまでが長かった。ラズパイ本体以外にも、電源やディスプレイ、マイクロSDの準備が必要だった。1つ1つのパーツも注意が必要。

まず、ディスプレイはHDMIのポートしか無いのでHDMI対応のディスプレイか、HDMIの変換ケーブルを用いる必要がある。僕は適当なディスプレイが手元になく、安い中古のVGAのディスプレイを買ったので、後者。
HDMIのディスプレイも中古であったが、1万円くらいしてて、ラズパイのモニター程度にそれいる?と思ったので、二千円のVGAにした。ディスプレイはでかいので、買って壊れてたらショックが大きい。近所の中古屋は半年保証ついてたので、まあ良いかなと。変換ケーブルは1000円くらい。これはアマゾンで。
変換ケーブルを使ってVGAに出力させる場合は初期設定では写らないかも、と言われていたが、特に問題なく自動で認識してくれた。ラズビアンのバージョンが新しいから?かな。一応HDMIケーブルも用意して、最悪リビングのテレビに繋ぐつもりでいたが不要になった。

次に電源。ラズパイ3は2.5AのUSB ACアダプタが必要です。うちにはiPhoneで使ってるACアダプタがゴロゴロあるのですが、これは1Aなので使えない。なのでアマゾンから購入。千円くらい。強烈に負荷をかけない限り、1Aでも動くみたいです。しかし、電源周りは危険で、発火するかも知れないので、2.5Aを準備するのが無難ですね。
そしてケーブル。iPhoneのライトニングケーブルは当然使えない。microUSBが必要。Type.CとかType.BとかminiUSBとか、USBもとにかくたくさんあるが、microUSBを探して購入。

そして、マイクロSD。相性問題があるらしく、無難と言われる東芝製を選択。マイクロSDにはネット経由で落としたOSを入れます。その作業はノートPCでやらなければならず、ノートPCにはマイクロじゃないSDカードスロットしか無いので、SDとマイクロSDの変換アダプタが必要。変換アダプタ付きのマイクロSDを僕は買った。

部材の準備はこんなとこで、後はモチベーションが上がるのを半年くらい待って、ようやくラズパイが立ち上がった。
部材をここまで用意しなくても、ディスプレイなんかはノートPCからteratermで繋いだりする方法もあるみたいですね。今度、もっと手軽に立ち上げられる方法を考えてみたい。
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