個人ツアーで旅行するとき、
JALを選ぶことが多い。
JALカードSuicaを愛用していることもあるが
なによりクラスJが好きなのだ。
片道1000円で座席がゆったりだし
お茶がでるのは早いし、クッキーやお煎餅など茶菓子がつく。
足が上がって楽だし、背もたれも腰ごと動く。
トイレにも行きやすく、飛行機から出られるのも早い。
そんなわけで
行きはエコノミー、帰りはクラスJ利用が
私の空旅定番スタイル。
先日の旅行で、座席が両親と離れてしまった。
老いた両親は
足が上がるリクライニングシートにいつまでも気づかず、
真っ直ぐ座ったまま寝たりしていた。
私は窓側席だったためなかなか立てず、ヤキモキしていたら
CAさんがお茶を配りにきた。
お茶を受けとるときに
前方に座る両親に
リクライニングで足が上がることを伝えて欲しいとお願いしたら、
快諾してくれた。
そして両親に
「シートをお倒しいたしましょうか」
と声をかけて
少し背中と腰のシートを下げて、足もあげてくれているのが見えた。
母がとても嬉しそうに
「あら、すごく楽になったわ~ありがとう!」
と、はしゃいでいるのが聞こえてきた。
お茶を配りに戻るCAさんと目があって、
アイコンタクトで会釈。
そのときのCAさんが美しく見えました。
また、トイレに立ったときのこと。
前席の見知らぬ男性が、
私が戻るのを見計らって
席に戻りやすいようにシートを起こし
また席についたら倒すというように
無言で気遣いしてくれた。
これもクラスJでの出来事。