先日、京都へ旅行してきました。

収集癖のあるわたし。

気に入った御朱印帳が手に入ったので、集めだした。

清水寺では、着物姿の50~60代くらいの女性が書いてくれました。

私の御朱印帳の表紙を見ると、空欄に気付き

「お名前書きましょうか」
と、にっこり。

お願いします、と言うと、
ふくよかな筆使いで表札を書いてくれました。

手渡すとき、

「たくさんの思い出を集めてくださいね」

と、一言沿えて。

筆が素晴らしかったのと、その一言が嬉しくて、
猛暑も疲れもとびました。

言わなかったら、きっとそれは「作業」。

言って伝わらないこともあるかもしれない。

でも、伝わればそれは「丁寧で美しい仕事」に
なるのではないでしょうか。