札幌コンベンションセンターに行く。

札幌ダルクのセミナーがあり。

ダルクの所長とライブの打ち合わせ。

結構知った顔だらけで引く。

アル中と薬中の仲間の支援をしばらくしてきて・・・・10年ほどになる。

ダルクが出来た3年ほど前頃から僕は、いつも疲れて調子が悪かったかと思う。

一番最後に関わった今は亡き薬中さんは・・・・・・

まあ、真夜中に警察から電話が来たり本人のSOSは、24時間営業と・・・・・

ギャンブル、買い物、酒薬、暴力暴言、共依存・・・・・この仲間の骨を焼き場で拾ったのが最後の支援だった。

そんなこんなで中毒者とは距離が出来た。

ギャンブルの人ともしばらく関わりこちらの方も・・・・・ひと段落した。

そんなわけでしばらくぶりに出会う中毒者仲間は・・・・懐かしい。



この病気の恐ろしさや影響力の裏も表も底も狂気も悲しみも苦悩も知り尽くせば。

アメリカの大統領から街のホームレスまでこの世に偏在すると悟り。

家族関係のなかで蔓延し一生を左右するというおとろしい病気なのだ。

世代や国境を越えて伝播し人間性を破壊するのだ・・・・まるで現代文明のように・・・

まあ、そんな病気だからこそダルクでライブをやろうと思ったわけで・・・・・

日程等は、今後空いた時間に決めて。

とりあえず、札幌ダルクライブの交渉が一番手間取った。

「そんな凄い人をがダルクになんかでライブをやるなんて失礼じゃないかと」遠慮し過ぎるのだ。

「僕は、アル中。AKIRAさんは薬中なんで仲間として是非ダルクでやらしてください。施設で働くものの人間のしんどさなんかも一緒でしょうし」

半ば強引に話をつける。

快く承諾してもらう。

知ってる精神科医や旧知の仲間や専門家にも立ち話をしながらチラシを配りライブの宣伝をする。

協力と応援を取り付ける。

「もう帰るのか?」の何人かの仲間の声を聞きつつ家に帰る。

まあ、とにかく滅多矢鱈と僕の人生は色々とありすぎるのだ。

半分防衛本能だろうけど・・・・・依存症と共依存の問題は人間には解決不能だろうと思いつつ。

ということは人類に明るい未来は、あんまり望めないということなのだが・・・・・戦争も現代ビジネスも依存症だし・・・・

今のところ一切巻き込まれたくないので帰る。

重症の仲間たちを保健所や医者や仲間の依頼で嫌になるくらい見てきたのだ。

だから、僕のこの業界での評判は非常に高い。

僕の中では仲間の支援と身内の支援は、今までに沢山したのでもう良いと思っている。

おそらく我が一族に脈々と続くアルコール関連問題と共依存問題と僕自身の人生は、重なる。

で、まあ、身内の皆さんの問題もそこそこは静まったので。

この手のボランティア及び仕事を極力減らして生きる事にしている。

今回のライブのボランティアは特例だ。

出血大サービスの大盤振る舞いだ。

杉山AKIRAだからこそだ。

僕が今、一番したいのは、この世界の森羅万象の現象の究明なのだ。


帰宅途中、家賃を銀行で払ったり。

家族であるフェレたちのペットシーツを買ったり。

100円ショップであれやこれや買う。


明日の夕方にはAKIRAさんが到着する。

北海道で思う存分暴れまわって欲しい。

僕が何でここまでやってるのかは。

生AKIRAを観れば理解頂けるかと思うんで。

そこんとこ・・・・ヨロシク!!m(._.)m