昨夜は『滋賀れきべん』、滋賀県で毎月開催している歴史勉強塾で16回目でした。
勉強塾参加者40名、懇親会参加者26名。
滋賀県内の勉強会としては驚異的な参加者数です。
その中身をブログに書けと言われても無理です。
私は大抵長文ですが、それでも無理です。
なので、その触りだけ。

そもそも、何も無いところに、我が国の歴史を学ぶ勉強会が滋賀県に誕生したのは?
それだけを紹介するだけでも読み切れる程度にまとまるかどうか。

久野潤先生、33歳、歴史学者。
遠くない将来、大ブレークすると確信する久野先生を初めてお見かけしたのは京都市の御王神社。
竹田恒泰先生の古事記研究会の司会をされているお姿でした。
その時点で『凄い人だ』と感じ、再びお見かけしたのが大阪天満橋での講演でした。
その講演を聞いて漠然と、それでも強く『滋賀県で勉強会を定期的にしていただけるといいな』と感じましたが雲の上のお方、どうにも手が届きません。
それは平成24年の事です。

平成25年3月。
当選前に懇意にさせていただいていた武藤貴也代議士(滋賀4区)の国政報告会に出掛けました。

現在35歳の武藤代議士とのご縁は平成23年。
まだ自民党選挙区支部長だった頃に事務所をアポイントを取ってお訪ねし、お話しした事に端を発するご縁です。
その後は『ツレ』とか『同志』とか、そういう感覚でお付き合いさせていただき、選挙区外である大津市内で私が主催していた勉強会や宴会にも来ていただきました。
その武藤さんが当選し、晴れて代議士となられた国政報告会。
そこで久野先生の歴史勉強塾を推奨しておられた女性を友人から紹介いただき、毎月開催、懇親会同時開催、2か月先の日程確定という希望が合い、平成25年5月に第1回の滋賀れきべんの開催に至りました。

これだけでは今日の滋賀れきべんは存在しません。
久野先生が『若者向け』を心掛けておられる事は、天満橋の講演で感じていました。
56歳の私では主催者として不適切なのです。

それより前、平成24年、滋賀県彦根市で開催された、高校教師・水谷真逸先生の歴史勉強会。
主催は北川元気・彦根市議。
水谷先生とはサシで酒を飲み交わし、北川市議とも面識があった私は、その勉強会に出掛け、その懇親会で京都教育大学の学生と知り合います。
この学生さんが後の『滋賀れきべん』を支える事になるのです。

初回の滋賀れきべんを終えた数日後、手書きの礼状が私の自宅に届きます。
その大学生からでした。
メールだとか電話ではなく、直筆の礼状です。
『こんな現役大学生がいるのか!』、そう感じますよね。

その事を『れきべん』推奨の女性の方に電話し、するといたく感動され、第2回(平成25年6月)滋賀れきべんの懇親会で紹介したところ、その場で彼を主催者としてやっていく事に決まりました。

同年8月には彼を中心とした『滋賀れきべん』となりますが、実は当時の彼は漠然と『日本は悪い事をしたのだろうか』と思い、懇親会の話題にも付いて行けなかったと言っていました。
それが久野先生の滋賀れきべんを主催する事になって、学生チームを立ち上げ、たちまち目覚め、ブログを立ち上げて自分達の感性を発信するに至りました。

現在は卒業し、彼の弟さんが『滋賀れきべん』を主催しています。
また、その学生チームは『大阪れきべん』の運営に関わり、更には武藤代議士と久野先生の京都市でのコラボ勉強会を主催するに至っています。

こうした無数のご縁の賜物として現在の『滋賀れきべん』があり、主催者のみならず、その参加者には我が国の宝石と思わせる学生達の参加があり、また多くの骨太の社会人の皆さんに支えていただく行事として、現在の『滋賀れきべん』が存在しているのです。

昨日、16回目を数えた滋賀れきべんですが、その誕生秘話を語るだけでこんな量になります。
主催、或いは参加されている学生さんの資質や、社会人の皆さんの資質を紹介しようとすると大変ですが、多くのご縁が繋がって滋賀れきべんが誕生し、継続し、発展し、その滋賀れきべんでのご縁により私個人は日台交流に関わり、また滋賀県街宣チームが誕生する事になっているのです。

かつて私は国を思う者として孤独(正確には2人の仲間がいました)でした。今現在、一人で国の事を考えておられる方も多いと思います。
ブログプロフィール欄にメールアドレスを記していますので、ご一報いただくか、先に私の人となりを確かめるなら街宣を眺めるのも一手です。
滋賀県はもちろん、近隣府県にお住まい、お勤めの方ならたちまち共に活動できます。
私とは付き合いたくなくても、誰かとウマが合えばいいのです。
遠方の方は懇親会のある護国行事に出掛けて懇親会まで参加してみる、そこで知り合った人と懇意にお付き合いする、そうした縁の中から何も無いところに何かの活動行事が生まれるのだと思います。

私は56歳の、取りたてて何の取り柄も無いオッサンです(断言!)。
それでも動き、お金を使って何かに参加していれば、夢のような事が現実になってしまいました。

言うまでも無く自分の力ではなく、こうした素晴らしいご縁が数多く結集しているのは八百万の神の思し召しなのでしょう。
日本という国を保とう、守ろうと思う人に八百万の神の御加護が無いハズがありません。
どなた様も是非ともお出かけになられては如何かと思います。