これは、よい!
何箱か学用品を送ったのですが、送料が「義援金を出した方がよくない?」
というくらいかかること、受け入れ先の方に負担がいっているであろうことから
何とかならないのかとうなっていましたところ
素晴らしいアイデアとその実践をされていらっしゃる方が。
「ふんばろう東日本支援プロジェクト」
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「ふんばろう東日本プロジェクト」設立までの経緯
津波主被害地はテレビで報道されているのとはまったく違う本当の"壊滅"が
延々と広がっていました。
さらに驚いたのは、メジャーな避難所には物が余っているのですが、それを仕
切ることができないため、マイナーな避難所には物資が行き渡っていないとい
う現実でした。本部の人に「こういうものとかこういうものはあるんですか?」と
聞くと「ない」というのですが、それでも「仕分けられないから支援はいらない」と
いうのです。
これはあらゆる行政で起きていることなのであり、各地で問題になっています。
それは誰が悪いということではなく、行政は未曾有の事態に対応できる組織構
造になっていないためどうすることもできないのです。ボランティアが足りている
のではなく現場でだぶついていて使えていないだけです。物資が足りているの
ではなく局在化していて、末端に行き渡っていないだけなのです。
他方でネットだけを使ったマッチングシステムはたくさんありますが、津波主被
災地の現実を踏まえたものではないため、最も必要とするところでまったく機
能しないという問題があります。ネットがつながったとしてもそこは高齢者も多
く、パソコンのできる人自体がいないのが現状です。
こうした現状を打開するために、被災地に行って支援を行いつつ、そこの人と
連絡をとれるようにして窓口になってもらいます。避難所ごとに必要なリストを
サイトにアップして、Twitterで募集をかけて全国から送ってもらうという仕組み
を作りました。amazonの全面協力のもとで現地の要望にあわせたwish listを
作成していただき、そこからクリック一つで支援物資を送ることも可能です。
現地での前方支援と全国からの後方支援を効果的に連携させることにより、
行政を介すことなく、被災者個々人が必要とする物資やサービスを、必要なと
ころに必要な分だけ無料で届ける画期的システムが「ふんばろう東日本プロジ
ェクト」なのです。
(「ふんばろう東日本支援プロジェクト」ブログより)
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尊敬する「宮崎県観光の父」岩切章太郎氏の好きだった言葉
”心配するな、工夫せよ”
立ち止まってうろうろし始めそうになるとき、自分に言い聞かせています。
脳みそ、柔らかくなれ、柔らかくな~れ~。