ウチの前の道路の向こう、通称「飯塚たんぼ」に、
ベイシアができるかも!という話があります。
ある宅建業の方に、状況をお伺いしたところ・・どうやら・・・
県にあげていた申請が、市に差し戻しになった、とのこと。
・・
こういう、お役所の「申請 vs 審査」で、
一度差し戻しになったもの・ってのは、
再申請しても、難しい・んだそうです。
(だから、再申請しないとこも多いとか。)
農業を守る国策として「農地」と指定されている、
「市街化調整区域」という地域があるんですな。
その中には、農業振興地域という、通称「青地」というところと、
単なる調整区域の、通称「白地」という区分があるそうです。
で、白地は、農家の親族の住宅のほか、
医院(うちもそうでした。)や、ドライブイン、郵便局など・・・
市に申請して、許可がおりれば宅地になることができる。
・・のに対して、青地は県、さらには関東農政局に申請して、
まず、「青地を白地にしていいのか?」を審査してもらって、
許可がおりたら、ひとまず「白地」になって・・
今度は、それを宅地、市街地にしていいか・を、市に申請して、
許可がおりれば、やっとこさ・・晴れて農地じゃなくなるわけ。
「飯塚田んぼ」は「青地」ですから、県で審査になってたわけ。
とにかく、農地ってのは、ものすごい面積の不動産だから、
農家の方々にしてみれば、売っても・貸しても、デカイ!わけ。
でも、簡単に転がさないで、農業をしてほしい、というのが国策。
固定資産税や補助金でもって、農業やってる人は優遇するけど、
土地取引きするなら、役所が介入、審査するよ・というわけですな。
とはいえ、時代の流れの中で、農家の後継者不足の問題や、
貿易自由化のおかげで、農産物の値崩れもあるし、
農業を世襲しない家も多いのが現状のようです。
・・といった状況での、今回の「申請 vs 差し戻し」、
関係者の皆さんは、悲喜こもごも・・でしょうな。
うちも、自分んちのまん前だけに、気になってたけど、
・・ウーン ・・ ・・ ・・・・ ・・って感じですな。