前に、NHKNの偏向番組に関するエントリーを書いたけれど、それに関する意見書を「大麻取締変革センター」の白坂さんが、既に提出していたらしい。

今日、大麻取締変革センターのHPを見た際に、初めて知った。

「大麻取締法変革センター」というのは、その名前通り、日本における現行の大麻取締法の変革を求めている組織。ただし、「センター」といっても、特に事務所などがあって活動しているのではなくて、インターネット上で発言している組織で(活動メンバーもボランティアかそれに近いみたい)、日本における大麻関連のホームページでは、情報量や質に関してトップレベルのサイトだと言える。これに並ぶクオリティなのは、「カナビススタディハウス」ぐらいかな。

大麻取締法変革センター http://asayake.jp/
カナビススタディハウス http://www.cannabis-studyhouse.com/

この「大麻取締法変革センター」のサイトで面白いのは、大麻に関する報道などがあった際に、その問題点を発見し、即座にマスコミに意見書などを提出したり、「ダメ。ゼッタイ」のプロパガンダをしている厚労省などに対しても、鋭い批判をして、その内容を公開しているところである。

それで、さっき眺めていたら、この前のNHKの番組(「なぜ市民が大麻を ~違法薬物ネットワークを追う~」)について、NHKに意見書を提出し、さらに番組を作成したディレクターにも直接対話を試みている。そして、例のごとくその様子を公開しているのだけど、これが非常に興味深い。
これを読むと、

NHKのディレクター、勉強不足じゃねえか!

とか思う。こんな報道ばっかりやってるから、みんな受信料払わないんじゃないかしら(僕はテレビ持ってないから払ってないけど)。

ちょっと長いんだけど、面白いのでぜひ一読を。

NHK『なぜ市民が大麻を』を制作したディレクターとの対話(大麻取締法変革センターHP内) http://asayake.jp/modules/report/index.php?page=article&storyid=1444


いつも思うんだけど、白坂さん、論理的に明晰だし、行動力もあるし、なんてったっていつも正論でズバッといくところがすごいですね。

ちなみに、今回のとは直接関係ないんだけど、前に「ダメ。ゼッタイ。」を喧伝する天下り組織(財団法人麻 薬・覚せい剤乱用防止センター、通称「ダメセン」w)に抗議の電話をした時の様子がアップされていて、それも非常に面白い。youtubeでもニコニコ動画でも、どっちでも見れるけど、ニコ動の方がいいなあ。