松野哲也の「がんは誰が治すのか」

治癒のしくみと 脳の働き

松野哲也


1942年横浜市生まれ。

国立研究機関でインターフェロンの作用機作、ウィルス・化学発ガン、ガン胎児性タンパク質、腫瘍細胞ののエネルギー代謝機構、抗ガン物質検索などの基礎医学研究に従事。1996年渡米。コロンビア大学ガン研究センター教授。現在は退職しニュージャージーでノエティック・サイエンス研究室主宰。


自らのガン治癒体験をふまえて、ガンになった方からのご相談に応じています(ご希望される方は下記のメールアドレスにどうぞ)。


また日本・米国での講演活動も行っております。少人数でも会場を用意して頂ければお話しさせていただきますので、お気軽にお問い合わせいただければと思います。


著書に「ガンはこわくない」(中央アート出版社)、「癌では死なない」(ワニブックス)、。「プロポリスでガンは治るのか!?」(中央アート出版社、) 「がんは誰が治すのか」(晶文社)、「病気をおこす脳病気をなおす脳」(中央アート出版)など。




連絡先t.m.noetic@gmail.com


テーマ:
深夜の雑感


 私は12時半頃就寝したのですが、夢をみてから、夜中に目を覚ましました。時計を見ると3時でした。
この際、「夢を見たら不思議な夢だと思い、何でこのような夢を見たのだろうと考え始めると同時に意識活動が盛んになり目が覚めた」というのが私の言う「意味の病」です。勝手な理由をつけて理解しようとする脳のくせを指したものと言えるでしょう。

 覚者であり著名な思想家として知られるクリシュナムルティは、私たちの思考が条件づけられているので、これを解除しなければならないと説きました。
 しかし、彼はすい臓がんが発覚したとき、「自分は何か悪いことをしたのだろうか」と言ったそうです(清水友邦『覚醒の真実』から)。彼も「意味の病」から抜け出ることはなかったと思われます。生身の人間として生きたのですから。 
 ロンドンで彼をケアする医師から、講演会の知らせをもらったことがありますが、私は彼に会ったことがありません。カセットテープに録音された彼のスピーチを聴いたことがあります。後方でおしゃべりをしている人に大きな声でやめるよう注意していました。長年彼と接した女性の書いた本によると彼はひとりの女性にもハグしなかったそうです。彼女とさえも。

 私は「意味の病は治らないが、がんは治るべくして治る。それは目的ではなく結果である」と思っています。

 
 眠れないので、コーヒーを飲むことにしました。私は夜中に眠れないとよくコーヒーを飲むのです。高校生の頃から濃いコーヒーを飲むのが好きでした。コーヒー中毒なのかもしれません。
 今まで一番おいしかったコーヒーは「天然物薬理」(天然物とは天然の化合物のことです。ある女性編集者はこれを「天然もの」と読んで、こういう言葉を使ってはいけないと指摘されたことがあります。天然物有機化学という単語はあるのですが)と題するイタリア南部の保養地マラテヤで開催された極めて小規模の国際会議に出席し、ホテルで朝食の際飲んだものでした。ウエイターが片手にコーヒ-、もう一方の手にミルクのポットを持ち、こちらの言う通り注いでくれるのです。もちろん私はミルクなしでした。
 
 講演のハイライトは私の「プロポリスから単離したPRF-1 (1)の抗腫瘍作用」と共同研究者で当時ハイデルベルク大学・薬理学研究所にいたネパール人のバスネット博士の「プロポリスに含まれる抗糖尿病活性を示す化合物(2)の化学構造決定」でした。当時、私は夢の抗ガン剤開発を目指していたのです。まだ化学構造もわからない同物質が本命ではなかったのですが。その化合物はガンの治療、予防のどちらに使うことを考えているかという質問に、bothと答えたのを覚えています。

バスネットさんとハイデルベルグ大学構内にて
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 会議が終わった懇親会の食事のとき、隣のテーブルに着いた車で来たハンガリーのグループにワインのボトルを提供しました。私は日本での極度の飲酒がたたって肝臓に問題がありました(このときも携えていたのですが、自分で調製したプロポリス抽出液を飲むと、異常高値を示すALT,AST,γ―GTPは3ヵ月以内に基準値範囲内に収まりました)。列車で来たそうですが大学の宿舎で瞑想を欠かさないバスネットさんはアルコールを飲まなかったのです。
 そして、以前ハンガリーから日本へ鳥類に肝臓がんを誘発するMC-29というウイルスを送ってくれたセメルワイス大学のラピス教授と、それを確かめに(彼が送ってくれたドライアイス中で冷凍保存したウイルス液は粗末な発砲スチロール容器の密閉度が悪く溶けていました。実際には日本の大学に留学する大学院生がシベリア鉄道経由で持ってきてくれたのです)学会出席を兼ねて私の研究室を訪れた美人のハンガリー科学アカデミーのマルガリータ・タラス室長のことを尋ねると、二人ともまだ当時の職についているとのことでした。
 ラピス教授のことを知ったのは、彼がアメリカで行った実験を”Cancer Research”という雑誌に発表した論文を私が読んだからです。彼から贈与された上記ウイルス(ブルガリアで分離されたものです。後に私の論文を読んだブルガリアの研究者から私のところに留学したいという申し出を受けたことがありました)で誘発した肝臓がんが私のがん研究の最初の実験材料となりました。 
 彼は私をコロンビア大学につなげてくれたグルンバーガー名誉教授の友人でもあり、家にも泊まったことがあるそうです。世の中狭いものだと彼の妻マルタが言ったのを思い出します。グルンバーガー博士(私の共同研究者でもあるポーランドのシレジア医科大学・シェラー教授は彼の姓のuにウムラルトがないので、すぐユダヤ人だとみぬきました)は大腸がんを患っていました。亡くなったのは抗ガン剤の副作用によるものと私は捉えています。
 バスネットさんは母国に戻り、大学教授と研究所所長を兼任したそうです。手紙には赤ちゃんの写真も同封されていました。 

 彼が単離し、命名した化合物をアメリカのある製薬会社に化学合成してもらいました。しかし同物質に彼がいうような強い活性酸素除去活性はみられませんでした。彼に測定してもらった私のPRF-1も。彼が読んだ測定法を書いた論文(3)に何らかの問題があったものと思われます。
 乳がんが消えたり、骨転移ガンがなくなったりする現象にPRF-1が関与したと思われる症例を私はもっています。

左から妻(のり子)、グルンバーガー博士、彼の妻・マルタ
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ハイデルベルグ大学薬理学研究所で所長・ナイドレイン(Neidlein)博士と
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 私は秋、日本に出向く前にNYで講演をと思い、今までとは違った会場である日本クラブの一室を借りられないかと、同クラブの会員の方のことを思い出し、そのご婦人にお願いしたところ、医師会の反対に遭いキャンセルとなりました。
 同クラブの会員である医師たちにも参加して頂きたかったのですが。

 講演は:9月10日。Global Labo, Inc. ( 545 8th Avenue, Suite 1410, New York, NY Tel: 212-921-8788)。1:30~4:30PM となりました(連絡先:umishinnju@gmail.com (海谷菜央子))。

 英語での講演を希望される方も多いのですが、今のところその予定はありません。

 今年の春。盛岡で講演させて頂きました。先程の清水友邦さんと奥さんのプラダ・ヒサコさんの主催によるものです。
 この時使ったスライドを非難する方はいらっしゃらなかったようです。終わってから会場外で個人的ご質問に対応させて頂きましたが、後ろから 「オナニーしていたらガンが治った」とかいう声が聞こえましたし、「ガンで死ぬならば、クルーズに出かけてからにしようと旅を目一杯楽しまれ、ガンが治ったのはよいのですが、お金がなくなってしまい困っているご夫婦を知っている」と教えてくださった方もいらっしゃいました。


 山崎辨榮『無邊光』の序文で、数学者の岡潔は「人は生きている。だから見ようと思えば見える。見ようと思えば見えるのは何故であるか。果たして自然科学はこれに対して一言も答えることができない」と言っています。物質現象のごく一部しかわからないというのでは全くの無知とあまり変わらない。そして、「唯識」に言及し、それに類する説をそのまま信じようとも思わないが、釈尊に聞くわけにもいかないのでと言って、僅か四年足らずという史上最短距離で仏眼了々と開いて見仏し大正9年に亡くなった彼を紹介するのです。

 レモンや梅干をイメージしただけでも唾液が出る。性的に興奮すると、身体にも様々な変化がおきる。私はこのような現象はゼロ・フィールドに繋がることにより、フィードバックを介して肉体の変化として現れるものと理解しています。 

 快感を味わう、感動する、直観的に感じとるといった意識活動が同フィールドの深部に繋がることにより<運>が変れば、抗腫瘍免疫態勢も誘導される場合があると私は捉えているのです。



 私たちは脳を介してものをみるので、私はすべてが幻想、妄想だと思っています。要するに私たちは夢の夢のまた夢の世界に生きているのです。ですから、私の話などただのたわごとにしか過ぎません。


Reality is merely an illusion albeit very perfect one.
(実在は完璧なものにみえようとも、ただの幻想である)
 アインシュタインの言葉です。彼は対談の時など母国のドイツ語で話しました。彼の臨終の言葉は誰も知りません。付き添っていたナースは彼が発したドイツ語が分からなかったからです。ですから、albeitをドイツ語由来だと勘違いし、アルバイトなどと発音してしまうことが多いようです。本当は オール ビー イッツ です。

 ガンで問題のある日本人の奥さんとアメリカ人のご主人がマンハッタンからタクシーに乗って我が家に相談にこられたことがあります。英文で作ったスライドをベースメント(地下室)で観て頂くことにしたのです。彼はこのアインシュタインの言葉を大きな声で復唱していました。


 もう夜が明けました。頭は朦朧としています。
支離滅裂な脈絡のない文章となってしまい申し訳ありません。昔のことを思い出しながら書いたものですから。呼び出された記憶は、夢と同じに向こうの世界からやってくるので、論理的に取り扱うことができないのではないでしょうか。



1) T. Matsuno, C. Chen and P. Basnet
A tumouricidal and antioxidant compound isolated from an aqueous
extract of propolis
Med. Sci. Res. 1997: 25, 583-584

2) Purusotam Basnet, Tetsuya Matsuno and Richard Neidlein
Potent Free Radical Scavenging Activity of Propol Isolated from
Brazilian Propolis
Z. Naturforsch. 52c, 828-833 (1997)

3) Hatano, T et al.
Chem. Pharm. Bull. 37, 2016-2021 (1989)
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本の表紙

こんにちは。

昨日も書きましたが、きれい・ねっとさんから『ゼロ・フィールド・システム』を出版していただきました。

きれい・ねっとの山内さんをご紹介してくれたのは、六甲にあるサラシャンティを主宰している清水さんです。とても良い出会いになりました。感謝です。


今日は、この本を書いた経緯について、私の気持ちを少しお伝えしようと思います。


私はガンは自分でなければ治せないと思っています。必要な場合は、身体に大きな損傷を与えない外科手術等の医療処置を利用されるのは一向に構いませんが。
現代医療にとってはガンだけを除去するか殺すことが治療とみなします。自己治癒力を引き出そうという考えが全くないのです。
免疫力が低下しているからガンが発症したのに、免疫力を下げるような治療を行っても再発するのは目に見えています。効かない抗がん剤で命を落とす例もあとを絶ちません。
私は日本に居た頃、大学病院の医局員や大学院生の学位をとるお手伝いをしたことがあるため、上司や教授の挙動を目の当たりにしました。彼らには命を預けられないと思ったものです。
私のところには、患者さんあるいはそのご家族からご相談が寄せられます。このような方たちとは電話でお話ししますが、なかなか言葉では通じないのです。
気づきをもって情動が強く動かされることは治癒を導く大事なことですが、これは言葉では説明できません。そのような訳で本を出すことにしました。
ゼロ・フィールドやオートポイエシス(生命の自己創生・組織化)についての記述は、一見難解で訳が分からないと思われる方もいらっしゃるでしょう。これは、宇宙の摂理を感じ取る際のヒントとなると思い、敢て記述することにしたのです。
私はガンを治すのが目的で生きるのではなく、よく生きるよう一変された方に治癒が導かれるように思えてなりません。
日本の心身医学のパイオニアである故・池見酉次郎教授は「ガンの自然治癒は実存的変換をとげた人にみられる」と言っています。
一見難解で読者を選ぶようなものになってしまったかもしれませんが、本書は私のこのような気持ちから生み出されたものなのです。



以下で入手可能です。
よろしくお願いいたします。

ゼロ・フィールド・システム―がん研究者が自ら体験したガン克服法/きれいねっと

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船井さんと山内さん

こんにちは。

アメリカに戻る前日、姫路のきれい・ねっと社に出向きました。

代表の山内尚子さんからは彼女の病気に対する対処のお話を伺いました。
本を何冊か頂きましたが、同社のユニークなポリシーを感じました。

本は売るために売るのではなく、必要な人に渡ればよいのです。

昼食は老舗のすし店の一室でご馳走になりました。

お酒を呑むとき、船井さんは既に私の著書をお読みになっていらして、私がアルコール中毒だったことをご存知でした。

私は彼のお父さんである船井幸雄さんのことも知らないので、馬鹿話をしただけですが、勝仁さんは大笑されてテーブルにおでこをぶつけられました。

帰りの新幹線で彼の著書を読み、何を考えていらっしゃるかがやっと理解できました。

お二人からは学ぶことが多かったです。

今度の本は書店にありません。

きれい・ねっとか、アマゾンでご入手可能です。

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 松野
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こんにちは。

今週末の相模大野の講演会場への道順がとてもわかりにくいのですが、
主催のこじまもとこさんが、ブログにアップしてくれたので、
ご参考にしていただければと思います。

よろしくお願いいたします。

会場でお会いできるのを楽しみにしております。

こじまさんのブログへのリンクはこちらです。
        ↓
ユニコムプラザさがみはら への道順


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こんにちは。

岩手県盛岡市での講演会の翌週に、相模大野のユニコムプラザ相模原で講演会を行うことになりました。
詳細は以下です。

主催の治癒力開花研究会アイムさんの文章をそのまま転載します。
宜しくお願いいたします。

**********************************************

松野哲也博士 2016春の講演会 ご案内


今年も 松野哲也先生の一時ご帰国にともない
講演会を主催させていただきます。


~松野哲也博士プロフィール~

1942年横浜市生まれ。東京大学・理学部・生物化学科卒。同大学院博士課程修了(理学博士)。慶応義塾大学・医学部・分子生物学教室特別研究員。
1976年国立予防衛生研究所(現・国立感染症研究所)室長。ウイルス・ワクチンの国家検定で保健行政に関与。その一方、がんの基礎医学的研究や抗がん物質の探索に従事。
1996年渡米。コロンビア大学ガン研究センター教授。現在はニュージャージー州でLaboratory of Noetic scienceを主宰。
著書に『ガンは怖くない』『癌では死なない』『プロポリスでガンは治るのか』『がんは誰が治すのか』『現代医療を超えて』『病気をおこす脳 病気をなおす脳』
“Propolis” “O EFEITO TERAPEUTICO DA PROPOLIS”等がある。

~松野博士からのメッセージ~

手術や画像診断等、技術的な面で医療は進歩しましたが、対症療法を行う現代医療では病気を治せません。風邪ひとつとってさえも。がんや難病も同じです。
私は肝臓にまで転移しているS字結腸(大腸)がんを発症しましたが、現代医療による治療を行わずに、自らを実験台にして治癒を模索し、完治に至る暫定的仮説を得、それを検証してきました。
無意識の方向づけ、とくに深い気づきをもつことや快楽を感じることも含めて、「宇宙の根源」(ゼロ・フィールド)に繋がることによって治癒は誘導されるように思われます。この際、独自の手法によって調製した植物成分由来の抽出液は、自己治癒力の「場」を形づくってくれます。
脳の働きや<運>という面から、真の治癒について皆様とご一緒に考察してみましょう。


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

日にち 2016年5月28日(土) 14:00~16:30
      受付開始 13:30~

会場  ユニコムプラザさがみはら 3 F 会議室
     http://unicom-plaza.jp/facility/
     相模大野駅より 歩1分

会費  3000円
     当日、受付にてお支払ください

受付  中町 salontable@yahoo.co.jp
     小島 090-3813-3047

    ・お名前
    ・連絡先(携帯電話番号・メールアドレス)
    ・複数人で予約される場合は
     すべての方のお名前・連絡先を明記してください。


 注意
先着順で定員になり次第 締め切ります。
ご予約なくいらした場合 会場に入れないことがあります。
会議室の定員がございますので どうぞご了承ください。
今回は 地域紙にも開催内容を掲載いたしますので
お申込はお早目が良いと思います。
みなさまのお越しをお待ち申し上げております。



・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…
治癒力開花研究会アイム
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