『秘密の花園』
カラー名作 少年少女世界の文学 アメリカ編より
フランセス・イライザ・バーネット(原作)
谷村まち子(文)
山中冬児(画)
古本
この作品の初版は1911年。
110年も前の事です。
そんな頃から自然に囲まれて、
草花を育てたりしていると
丈夫で明るくなると・・・
教えられています。
インドでコレラに罹患せずに
孤児となってしまったメアリも
イギリスの片田舎のおじさんの家に
引き取られなかったら・・・
拗ねたままだったかもしれないし、
そこにいたコリンも
健康と快活を取り戻す事は
無かったのかもしれない。
児童文学なので、子どもの頃に読んで
環境が変わると特に心に響く作品ですよね。
保健衛生の習慣を大切にして、
精神的健康をも保ち、
自分で出来る事は自分でするという事が
とても大切に思えます。
コロナ渦で読むと・・・
利己、我儘、自己統制の態度
そこも改めないとと思う作品です